5.母が怪我や体を痛めた時は、オーバーぎみに労わる。

母は「なんでわかってくれないの!!!」の気持ちが強い人でした。

クレーマーさんたちにも、そのような自分を守る気持ちが強い方が多いです。

心だけでなく、体の痛みも、本人が感じた時には「イラッ」とするか落ち込むか、人それぞれではありますが、
クレーマーになるようなタイプは「イラッ」とする傾向かなと思います。
又、落ち込むタイプの方は普段は相手にベクトルが向かないのですが、エネルギーが高まってくると、クレーマーに豹変する場合もあるようです。

なので、心身が痛みを感じた時は、しっかりとリアクションを取って、相手が「大事にされているな」と感じることが重要だと思いました。

母が指を切ったら「どうしたの?!これで切っちゃったの!?痛かったねぇ!疲れてるのに無理しちゃったんだね。ごめんね。ありがとうねえ」

と、『ありがとう』で締めくくるようにしました。

私は悪くない場合でも、私から何かの代弁するかのように「ごめんね」と言うことも重要だと思いました。

まあ、、仕事でもそうですよね。自分が悪くなくてもなんか自分が対応しちゃって、上司に理不尽に怒られたーって経験、誰しもありますよね。
だからと言って「私じゃないです」なんて言う人居ないですよね(笑)
「すいませんでした!」と、問題認識をしたと示して、対処に移りますよね。
多分、だいたい相手上司は「お前だろ!」という意味で言っているわけではないと思うのですが、そういうので社会が機能してます感がありますよね。

アレをすごく嫌に感じている人と、無感情でサラっと流せる人といろいろでしょうけど、
私はその時は(仕事の場合)、『どこかで私がフォローできた可能性あったかもしれない。上司部下関係なく、滞ってしまって迷惑かけたなら繰り返さないぞ!他の人はパンクしてないかな!?PDCAを高速に回す!!!押忍!!」って感じです。

母に対してのごめんねは
「これまでいっぱい傷ついて生きてきたのに、また傷が増えちゃったね。辛かったね」
の、大事な人に対して守りたかった気持からです。

自分が悪いかどうかの軸ではなく、
大事な存在には嫌な思いさせたくないの意志からのごめんねです。

クレーマーさんに対しての気持ちは、後者の母への気持ちに近いです。

「せっかく弊社のサービスを利用するためにわざわざ足を運んだり、高いお金をかけてくれて、社会の中でつながりが持てたのに、かえって嫌な思いさせてしまって悔しい。」

私は、個人的にサービスを利用する側でも、想いを大事にするタイプです。
モノの作り手のプライド、
感性を研ぎ澄ませて織りなす心打つ最高の作品、
お客さんを家族だと思ってもてなす不器用な店主、

相手はこちらの名も知らないけど、一緒に生きていると思ってサービスを選んでいます。

だって、、、できれば「だりー。適当でいい。やったことにすりゃいい。今商品あるか聞かれたけど案内めんどいから無いって言ったわ。」
というスタッフよりも、想いのある人から購入するほうがQOL爆上がりしますから。(あ、私は!ですよ)

どうでもいい人とわざわざかかわりに行くのは時間もったいないですよね。

そんなどうでもいいことに時間を割いていたら、どうやって大事な人との時間を作るのだろうか??

無駄な時間過ごしているうちに・・・大事な人の大切なことに気づけなかったら?突然お別れが来てしまったら??

オーバーかもしれませんが(笑)、同じ時代に生きていることだけでも奇跡だし、
出会えていることが奇跡だし、

自分の中で大事なものが明確になると、時間って少ないなーって感じます。

母がまだ生きていてくれてよかった。
ボケる前に楽しいお話ができるようになって嬉しいよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?