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心地よく生きるってこと

はじめに

心地よく生きるってなんだろうか?
心地良いという気持ちは、どんなものなのだろうか?

英語で表すと
Feeling goodのようなものだろう。

私の感覚だと「心地良い」というのは、「あ、なんとなく私、いい感じ♪」のような気分だなと思っている。

自分が心地よく生きる事はとても大事なことである。
でもその「心地よく生きる」という感覚は具体的にどういうものなのだろうか?




心地よく生きるには


心地よく生きるには、人に心地よくしてもらうより、自分で心地良い環境を作った方が早い。
では、自分で心地よい環境を作るとは具体的にはどうすれば良いのだろうか。

私が考えた方法はシンプルに1つである。
それは余裕を持つことである。
余裕を持つことは、スケジュールや部屋にある物の量、自分の気持ち、自分の時間。
すべてにおいて大事である。

しかし現代の人は余裕を持つことがなかなか難しい。
何かと毎日やることが多く、忙しく、「余裕を持て」と言われても、仕事があったり、残業があったり、家事や子育てに追われていることだろう。

中には時間的な余裕はあるけれど、余裕があることに罪悪感を感じて、スケジュールを埋めてしまうという方もいるのではないだろうか。

私は若い頃には後者のような感覚に陥ったことがあった。
休みの日はなぜか予定を入れなければと。
充実感がなくてなんて無意味な人生なんだろうと。

そう感じることが多かった。
だから休みの日もかなり出かけたりしていた。

しかし子供が生まれ、今は専業主婦となり、「心地よく感じられているな」とふと感じた時は、時間的な余裕があるときの方が多い気がする。

人に心地よくしてもらう事は難しいし、時間がかかる。
他人はなかなか自分の思い通りにはならないし、たとえ自分の労力は使わなくとも、時間がかかってしまうのでストレスになる場合がある。

それよりも自分で心地良い環境を作ることが早いし、速攻性がある。


私たちにはどんな余裕が必要か?

私が普段生活を思い返したときに、どんなことに余裕を持って過ごしているかを考えてみた。

スケジュール
持っている物の量
自分の気持ち
自分の時間
家事をする時間

例えば、絶対に遅れることのできない用事があったときのことを想像してみてほしい。
待ち合わせ時間に間に合うか間に合わないかギリギリの状態で電車に乗っている時の自分の気持ちと、30分は余裕があって、電車に乗っているときの自分の気持ち。

どうだろう。
おそらくギリギリの状態で電車に乗っている時は、手汗を書き、心臓がバクバクして行動が落ち着かないだろう。
前にのろのろと歩いている人がいればイライラするし、「早くどけ!」という気持ちが湧き、口も悪くなるだろう。
自分の身なりにも気を使わなくなってしまうだろう。

しかし、余裕があればどうだろう。
待ち合わせ時間30分前に着いたら、トイレに行く時間があって、その時に鏡で自分の身なりを整えることができる。
前に、小さい子供がいても笑顔で手を振る余裕があるし、体の不自由な方がいたら思わず手を差し伸べたくなるだろう。
何よりも表情は明るく堂々としていられる。

自分の余裕を持つというだけで、こんなにも心地よさが違うのである。
この余裕があるというのは時間には限らない。

先ほども例を挙げたように、部屋の持ち物にも余裕がある方が絶対に良い。
結局部屋にものがあると、それだけ時間を取られることが多いからだ。

例えば、もうほとんどの家庭で扇風機はしまったと思うが、扇風機をしまうときに掃除をするだろう。
扇風機を1つ持っている家庭と5つ持っている家庭で比べてみよう。

5つ持っている家庭は、扇風機を分解して掃除して、そしてまた戻して、来年の夏までしまうというこのアクションが単純に増えるのである。

物は時間を食う。
時間に余裕がなくなるものをたくさん持つ事は、結果的に時間の余裕をなくしてしまうのだ。
何事もほどほどの余裕を持つ物の量をキープすることは大事である。


余裕を持った上でやるとさらに良いこと


もし余裕ができて、さらにワンランク上の心地よさを味わいたいのであれば、自分を着飾ることをすると良い。

せっかく自分に余裕があるのに、自分の身だしなみが何かおかしいかも・・・と思っていたらどうだろうか?

自分にとって違和感のある服を着る事は何よりも落ち着かない。
なんとなく久しぶりのお出かけで何を着たらいいかわからなくて、とりあえず洋服を着たものの、外に出てみるとやはり恥ずかしい。

私もこのような経験があるが、その時の気持ちと言ったら。
そわそわして心地よさもなくなってしまう。
余裕があるのに、である。

別に人より目立つようなおしゃれをしたほうがいいと言っているわけではない。
自分にとってどんな服装が心地良いのかをしっかり研究して、自分に合った服を着るのが、心地よさをさらにワンランクアップさせる方法である。

自分にぴったりの服を着て、おしゃれをして出かけると、なんだかワクワクしないだろうか?
自分の心の状態は態度にも出る。ワクワクして心地よい気持ちがあれば、その足取りは軽く背筋がピンと伸びる。

おわりに


心地よく生きるためのシンプルな方法。
まずは余裕を持つこと、そしてさらにおしゃれをして着飾ることが大事だと私は思う。
たったこれだけのことで、人生はよりよく心地良いものになっていく。

なかなか余裕のない世の中、自分が余裕を持てるには、どういう風なことを生活の中で変えていけばいいのか?
ぜひ時間に余裕を持ったタイミングで考えてほしいと思う。

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