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ChatGPTで英語力をあげた方法とは

はじめに

私は英語の勉強を始めてかれこれ2年になる。
なぜ英語を勉強しているのか?
「仕事で必要だ」とか「緊急性があって必要だ」とかいった理由は特にない。
海外に住んでいるわけでもない。

ごく普通の日本語を話す、日本人の専業主婦である。
私がただ趣味だけで、ここまで一心に英語を勉強し続けている。

私はこれまでに様々な英語の勉強法を試してきたが、その中でも今回は英語を勉強するにあたり、長く続けている「英語日記」に特化して紹介していこう。



そもそも英語を勉強したいと思ったきっかけ


思い返すと、一番最初の、本当の根っこの部分は洋楽だ

当時ONE OK ROCKというバンドが好きでよく聴いていた。
しかしONE OK ROCKは日本語と英語混じりの歌詞で歌われている。
だから何を喋っているか時々わからない。
「なんて言ってるんだろう・・・」。
歌詞カードを見ても英語は全くわからない。

そこでインターネットで検索して、やっと何が書いてあるかを理解した。
しかし理解したはいいが、一つ一つを照らし合わせて解読するのに、かなり時間を要した。

「もっとすらすらと英語を読めて理解できれば良いのにな。」
「もっと学生の頃に苦手意識を持たず、きちんと勉強すればよかったな。」

学生の時にはできなかった「英語」。
大人になった今、再挑戦してみようかな。

私は海外のドラマや洋画を見るのが好きだったのだが、必ず日本語音声、さらには日本語字幕をつけていた。
たまに日本語音声がなく、英語音声、日本語字幕の時がある。

「映画を見る時も、日本語を見ずに英語のまま解釈できたらいいな・・・。」
そんな漠然とした気持ちが湧いてきた。
私の英語を勉強したいというモチベーションはここから始まった。


まったく英語ができなかった学生時代


1番最初の英語の勉強の始まりは、ONE OK ROCKの歌詞を書いて、その下に意味を書き、発音練習するという方法だ。
まさに、自己流。

しかし、歌詞を書いて、あれこれとやっているうちに、1日があっという間に終わった。
だって。そもそも私は英語ができなかったから。

私は英語の勉強が本当に苦手だった。
学生時代の英語のテストは最悪だったし、それまでBe動詞と一般動詞の使い方さえわからなかったのだ。
(これは本当に基本的なところから英語を勉強しないと、勉強の効率が悪すぎる!)

そんなレベルの私が、ほぼ1から英語を勉強し直すことになった。


ある日出会った英語日記


英語の勉強の始まりは、ONE OK ROCKの歌詞をそのまま書き写し、下に日本語訳を書いて発音を練習するものだ。
しかしこれには限界がある。

そこで今度は英語のドラマを見て、何を言っているのか、そして発音を書きひたすら真似するという方法に変えてみた。

ほんのちょっとの会話なのに勉強し始めるとあっという間に1時間経った。

この1ページに3日かかっていた

記念すべき第1回目の英語の勉強のページだ。
残念ながら、ONE OK ROCKの歌詞を書いたものは捨ててしまった。

ドラマのワンシーンのセリフを書き、文法を調べ、意味を調べ、発音を調べ、ひたすら発音練習をする。
これだけで余裕で1時間経ってしまう。
1時間どころか、2、3時間かけてワンシーンを勉強することもあった。

こんなことずっと続けていて大丈夫なのだろうか。

そんな不安がよぎる。
そこで英語の勉強の仕方が、ひょっとしたらおかしいのではないか?
と様々な勉強法を探したところ、英語日記にたどり着く。

普段から日本語で日記を書いていた私にとって、これはすごく日常的に取り入れやすいのではないかと思った。

こちらの本を参考にした。

少しやり方は違うが、普段の自分のことを書くので、身近な英語を覚えやすい。
私はここで初めて英語日記を始めることとなった。

記念すべき第1回目の英語日記
2022年10月のことだ

いや待て、全然書けない。
何なら今振り返ると、自分で考えた英語もどこか不自然でおかしい。

当時は自分の英語が合っているかどうか添削するしてくれる人もいなかったので、一つ一つの文章をインターネットで検索して、似たような答えを見つけた。
(この方法は英語日記BOYの本にも書いてある方法だ。)

今はもっと画期的な方法でやっているので、それは後ほど紹介する。

後はLINEの翻訳機能を使って、なんとかして自分の英語の答えを見つけ出していた。
LINEの翻訳機能は、自然な英語とは言い難い場合が多いが、当時はとても助かった。

こんな感じで、私の英語日記生活が始まった。

朝の時間に英語日記を書く。
たった3行の日本語の日記を英語に直し、意味を調べ、文法は間違っていないか確認し、発音練習をする。
当時は一通りの勉強をし終わるまで1時間半かかっていた。

2023年1月の英語日記


英語日記を書いていると少しずつやり方も進化していく。
最初に頑張って、自分で英語日記を書いて、その後でインターネットで調べながら英語の答え合わせする。

最初から答えを見てしまうと、自分がなかなか英語が書けないとわかったので、まずは何でもいいから自分で書いてみるという作業を入れることにした。

今見ると、なかなかめちゃくちゃ英語である。

そしてさらに英語日記を続けたら


先ほどの英語日記から、1年。
ここまで書けるようになった。

2024年1月の英語日記


この時はまだ1時間ちょっとかかっていたが、今は30分から40分ですらすらと書けるようになった。

ここまで自分の考えを英語で表現できるようになったのは、我ながらすごい成長だなと思う。

まぁ英語の勉強を英語日記に特化しただけではなく、様々な挫折を経てきたが、英語日記は今でもでもずっと続いている英語勉強法だ。


これまでの英語の勉強


例えばこれまで、こんな方法で英語を勉強してきた。

  • 洋楽の歌詞を日本語に訳す

  • 英語の文章を丸ごと暗記(聞き流し)

  • 英語のラジオを聞き流し

  • NHK英語ラジオ

  • NHKの英語番組を見る

  • 文法の教科書を買って、一からやり直し

  • 英語のテキストを買って、リスニング、リーディング、ライティングを強化

  • 英語のテキストで簡単な短文を暗記

  • 洋画を見て、英語を理解する

  • YouTubeで英語チャンネルをたくさん見る

  • 子ども向け英語アニメを見る

  • 英語のゲームをする

多分もっと細かく書くと、これの倍ぐらいは色々チャレンジしてきた。
しかし結果的に、最初からトータルで続いているのは、アナログ的な、自分の手で英語を書き、訳していく英語日記のみである。


今の英語日記のやり方


では最新版。
まさに昨日書いた私の英語人気の書き方を皆さんにもお教えしようと思う。

①書くものを用意する

やっぱり手で書くのが好き

まずは紙を用意する。
私はルーズリーフが学生の頃からずっと気に入っているので、ルーズリーフを使っている。

②日本語で日記を普通に書く

大体6行になるように書いている

このように書いていく内容は、自分の気持ちだったり、天気だったり、今日の予定だったり。
夕方に書く場合は、どんなことをしたかなども書くことがある。

とにかく(この後これを英語に直すんだ)と考えるのではなく、自分が書きたいことをただひたすら普通に書いていく。

③何も見ずに、日本語で書いた日記を英語に直す

初心者はここが1番苦しい

今ではすらすらと書けるようになった。
ここの作業だが、かつてはここにかなりの時間を要した。

だから、最初に英語日記を書くときは、1行でもいいから、とにかく少ない文章量から始めるのがオススメだ。

私は結果的に今これぐらいの分量を30分から40分でできるようになったので、6行に落ち着いているが、できなければ最初は1行だけでも良い。

とにかく何も見ず、自分の知識だけで英語を書いていく。
全然思い浮かばなくても、単語だけでも何とかつなぎ合わせて書いていく。

④ChatGPTをフル活用する

ChatGPTは無料なのに、こんなに使えていいのか?

さあ、ここからが進化版英語日記である。
かつてはここで自分でインターネットで調べたり、英語の翻訳機能を使ったりしていたが、ChatGPTを活用するようになってから、英語の勉強時間が大幅に減らせた。

まず自分が書いた英語がきちんと通じるかどうかChatGPTに聞いてみる。
ChatGPTには音声機能が付いているので、自分が書いた英語を音声で入力する。
ここも、自分の英語の発音が不自然だと全く音声入力されないので、正しい発音は大切だ。
(実は音声読み上げ機能がある。本当に素晴らしい!)

だいたい合っている!嬉しい!

自分の英語を音声入力すると、ChatGPTが自分の英語を日本語訳に直してくれる。
多分ここが最初はとても自然になったりおかしい日本語訳になったりするだろう。

今度は逆にChatGPTに、自分がもともと書いていた日本語の日記を英語に直してもらう作業をする。

ChatGPTに対しても、なぜか丁寧語(笑)


英語にしてくれました


私の書いた英語よりも、ChatGPTが提示した英語の方がさらに自然になっていることがわかりいただけるだろう。
私の英語でも通じなくはないが、ChatGPTが提示した英語の方がより自然なのであろう。

⑤さらにChatGPTを活用していく

ChatGPTの自然な英語日記を書き写す

さらに自分が書いた英語日記の下に、今度はChatGPTの提示してくれた英語日記を書く。

そして、自分の英語日記とChatGPTの自然の英語日記を比べて疑問があれば、その都度ChatGPTに質問することができる。

Conversation chatの違い…

ChatGPTは言わば「遠慮のいらない英語の先生」である。
こんなに好都合な使い方はあるだろうか。
ChatGPTはほんとに素晴らしい。

もちろん100%過信してはいけないけれど、私の英語の勉強の効率を飛躍的に伸ばしてくれたのは間違いなくChatGPTである。

⑥そして、英語日記が完成

完成!

今回はかなり簡単だったが、本当はもうちょっと難しい英語が出てきたときには、下の空欄部分が自分の質問で埋まる。
今でもわからない事はたくさんあるし、同じことを聞いたりもする。

これが私の英語日記の今の勉強のやり方だ。


英語日記の軌跡


今までの私の勉強の軌跡がこのノートに詰まっている。

正確には2021年の12月から始めた英語の勉強。

刺繍糸で綴ってある
厚さはこんなに違う


最近はだいぶ書けるようになったので、そろそろ新年に向けて新しい勉強方法を考えていこうかなと思っているところだ。

今年の日記は全てファイリングしてある


少し脱線するけど、このカバーは以前モネ展に行ったときのパンフレットをもらってきたものを、ただ貼り付けているだけだ。
なかなか気に入っている。

2024年はこれぐらいの厚さ

今ではだいぶ英語音声の英語字幕で映画を楽しむことができるようになってきた。

しかし私の1番最初の目標である「字幕なしで洋画を見る」という目標にはまだ達していない。

さらに今まで英語の文章を書いてきたり、読んだりすることはできるようになってきても、まだ英語を話すことには不足が多い。

来年からは少し会話も取り入れてみようかな。
ChatGPTで会話機能もできるので、そちらも活用しながらこれからも英語の勉強の仕方を模索していきたい。

おわりに

別に仕事で使うわけでもなく、日常生活に必要なわけでもない。
英語の勉強をここまで続けてこられたのはなぜだろう?

以前noteにも書いたが、私はコツコツと物事を進めるのが得意である。

まだまだ進化は止まらない。

これからも紆余曲折挫折を繰り返しながら英語を勉強していきたい。
だれかの英語の勉強の参考になったり、モチベーションになってくれると嬉しい。




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