摂食障害について
現在は過食嘔吐の症状が出ているが、拒食の傾向もある。
食べられるものと食べてはいけないものに分けられている。
吐かないでよいものと吐かなくてはいけないもの。
食べられるものは
野菜、豆、大豆加工食品、鶏胸肉を使った料理
茶碗一杯分よりやや少ない量のご飯
サンドイッチなどの軽め調理パン(ドレッシングやチーズ系など具材によってはNG)
ソイ、オーツミルク
野菜ジュース
人工甘味料の入っていないドリンク
飴
食べられないものは上記以外の食材・料理・菓子
発症して以来、基本的に毎日過食して吐いている。
ある人には「家が立つね」と言われたこともあった。
本当にその通り。
私が過食嘔吐で犠牲にしたものを考えると冷笑してしまう。
続いている事実は私の脳に何らかのメリットがあるからでもあるよね。
メリット
精神的安定
思考停止(考えたく無いことを考えなくて済む→逃避とも言える)
癒し(脳内麻薬により脳が錯覚しているので本来の癒しではない)
100%メリットとも言えないたったこれだけのことに私はかなりのカロリーを割いている….
デメリット
逆流性食道炎
医療費の経済的負担
経済的に圧迫する食費
多大な食費によってできないこと
自己投資や資産形成ができない
生活レベルが上がらない
レジャーや旅行など大きな娯楽ができない
客観的に見てみたら 何故やる必要があるの? って思っちゃう。
人生の大きな部分を犠牲にして….
私の脳は20年前にうっかり作ってしまった脳内麻薬の仕組みによって乗っ取られている。
どんな原因と思考によって発症したか?
・キレられないようご機嫌を伺う必要がある両親、空気を読まなければならない祖父母
→サバイバルのためにその場を凌ぐ日和見的な思考。中長期的視点が育たない。その時さえ良ければOK
→その場を生き延びればオールOKなので手段は問わない、何でもやる
・生家の逃げ場のない状況、常に緊張にさらされた時間
→常に交感神経が働いているため、自然体/リラックスの方法が分からない
・常に自分以外の誰かと比べ、批評する母親(母親自身もコンプレックスが強い/常に他人との比較によって自分を認識する)によって刷り込まれた認識
→一般的な優劣の物差しによってしか自分を認識できない
・依存させるように教育する母親(子供は本人の欲を満たす手段である一面があるため、過干渉であり、母親自身が正として育てる。しかし子供のそのものの性質に関しては向き合わず都合の良いように誘導する)
→狭い視野 ⚫︎⚫︎⚫︎でなければならないとする考え方
何故がきっかけで発症したか?
元々幼少期にストレスを受けると過食の傾向があった。ご飯を過剰に食べることでストレスを紛らわしている状態があった。
高校受験の時にかなり太った。入学してダイエットをしたが、一般的に見れば少しがっちりしている体型で、華奢な体型に憧れた。
常に他人と比較していた。常に緊張していた。自然体って何?ありのままって何?その概念が理解できなかった。
さらに言えば楽しいという感情もドーパミンが出ている時の異様な状態のみを「楽しさ」と錯覚していた。
どちらかといえば「快楽」。
私にとって楽しさとは快楽でしかなかった。
仕事をするようになって、自分のパフォーマンスが不満で仕方なく、必要以上に業務にのめり込むようになった。残業も無駄にやった。
誰も望んでいないのに。今振り返れば未熟なのは新卒なので当たり前のこと。
自分自身に対する評価が、仕事や他人からの評価でしかない私は暗黒のストレスを徐々に貯めていく。
自分に対する不満が自分の体型への不満と同期し、拒食症を発症した。「食べないダイエット」「過剰に食べ物の種類を制限」した。
自分に対する「不快感」「否定感」がmaxになって、仕事ができなくなった。業務量を理由に会社を退職した。
その代わりにダイエットにのめり込むことになった。
食べないとどんどん痩せていく。その快感は凄まじかった。
憧れだった「華奢な体型」が叶うと思うと夢のようだったし、ストレッチや筋トレも取り入れて「食べなかった」。
やがて健康状態も悪くなり、一日中横になるようになった。でも痩せている自分が好きだった。毎日体重計に乗り、0.5kgで一喜一憂したし1kg増えていれば地獄に突き落とされた気分でさらに食べない・運動に努めた。
147cmで33kgまで減った。
それでも物足りなかった。30kg以下が理想だった。
このままだとダメだ
やがて仕事で評価されなければ生きる価値がない 思いが沸々とし、社会復帰を目指して少しずつ食べるようになった。
そうすると身体は飢餓状態なので当たり前に太る。たとえ少量の食事でも。
パニックになった。
吐いた。
初めは指を突っ込んで。
吐けたとき、「やったあ!」と嬉しかった。
リセットできたと思った。
これで大丈夫だと思えた。
やがて指を使わなくても吐けるようになり、常態化していった。
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