【子どもに生かされている】起きなきゃと思うから、眠れない
今日は精神科通院の日です。
昨日の夜は、例によって、眠れませんでした。
私は躁うつ病を患って23年になります。
「起きなきゃ」を意識すると、その前日の夜は決まって、眠れなくなります。
昨日はお風呂に入るタイミングを逃して、お風呂は後回しにして末っ子と布団に入りました。
末っ子、寝たなぁ、お風呂、入らなきゃー
寒いなぁ、面倒だなー
でも入らないと眠れないだろうしー
とかウダウダ考えること約1時間、ようやく決心してリビングに降りると、暗闇の中で長男が毛布にくるまっていました。
「うわあ!ビックリした!どうしたん?」
と驚きながらも、実は気配は感じていました。
電気をつけてもしばらく目をつぶっていた長男は、ぱちっと目を開けて、にやっと笑いました。
長男はADHDの発達凸凹があります。
人の言うことは聞かない聞けない、協調性はない、場の空気は読めないの、ないない尽くしの
中学生です。
普段は怒らせてばかりの長男ですが、
実は私が一番自然体でいられるのは、
長男といる時なんです。
ADHDの特質を持った子は、一概には言えないかもしれませんが、往々にして明るくポジティブです。そして他人に気を使わないところは前向きに考えると、嘘を言わないということにもなります。いつでも一貫して自分に正直なんですね。
そういうところが、変に気を使う必要を感じなくて安心するのかな、と思っています。
長男も、一旦布団に入ったものの、眠れなくてリビングに降りてきたようでした。
長男の見ていたスマホ動画を一緒に覗いて、「なあ、見て、これうまそう~」「ほんまやな、でも高そうな刺身やな」なんて他愛もないおしゃべりをしていたら、いつも通り、私の心はほぐれていきました。
そうして、さっとお風呂に入ると、ちゃんと寝ることができました。
朝も、ちゃんと起きることもできました。
今日もまた、私は子どもに救われています。
*今日は阪神淡路大震災から30年の日です。
被災された方々、被災地で強く生きておられる方々、そして各地の災害において大変な生活を送られている方々に、最大の敬意を表するとともに、今後の復興と生活向上を強く願いますー。