「人と比べても仕方がない、もうやめないか?」
人と比べること。
もうやめてもいいのではないか、と思う。
私の両親、2人が共通してしていたことがある。
人と比べない
である。
あとから気づいたことだが、彼らは一貫して自分の子供である姉妹を選べなかった。
他人と比べることもしなかった。
された記憶がない。
比べたのは、第三者だ。
幼稚園以降である。
ずっと、人が人を比べるのを見てきた。
そのうち私自身も人と比べるようになった。
比べる社会、比べる教育。
洗脳されていく。
唯一、両親だけは比べない人達であった。
それを思い出したとき、どうしようもない人達で苦労もしたが、その部分だけは尊敬できる。
なかなかできることではない。
私もできない。
比べることは、自分も相手も否定することになる。
もう比べることをやめないか?
比べれば比べるほど、比べて優越感を得たとしても、その行為自体が自己を否定していることになる。
その行為がないと、いられないということだからだ。
いい加減、そのことに気づくときではないか?
一人一人が気づかないと、大きな世界は変わらない。
まずは自分の世界を変えよう。
比較という呪縛から解放されるために。