「繊細であることを活かす」
繊細であることで悩んでいる人は多いと思う。
受け取らなくてもいいことまで受け取ってしまう。
自分の気持なのか、他人の気持なのかわからない。
相手に共感してしまう。
そして、ガラスのように脆い。
その脆さを隠すために、心に強固な鎧をつけることもある。自分を守るためだ。
でも、繊細であることは財産だと思う。
そう思えるでには、時間を要する。
コントロールが必要だからだ。
人によって感じ方の違いはあるし、一概には言えない。
だが、繊細であることは人に寄り添い共感でき、目配りもできるということである。
子供の時は、特に悩むだろう。
上手く扱うすべを得るための経験や知識がないからだ。
まわりの大人が気づいてくれればいいが、なかなかそうはいかない。
繊細さはオトナになっても続く。
だが、大人になるにつれ経験や知識は増えてくる。
あわせることを覚えたり、なんとか立ち回ることができるようになったりするだろう。
根本的な解決にはならないし、一人になった時に疲弊していることに気づくだろう。
だが、自分の特性を認め、共存することができたら活かすことができる。
繊細であること、感受性が強いということは生きる上での武器となる。
自分がどういう状態か冷静に見極め、少しずつ対処していく。
悲観する前に自分の持ってるものを確認する事をオススメする。
まずはそこからである。
どう使っていくかは、本人次第である。
私は、今は感受性が強く、繊細さんでよかったと思っている。もちろん、呪ったこともある。
今でも人混みなどはキツイし、線引きしていても人の感情をもらって乱されることもある。
それでもでも言い切ることができる。
私は繊細でよかった。
心の底からそう言える。
あなたもきっとそう言える日がくる。
あなたが持っているものはすべて、あなたに与えられたギフトなのだから。