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「江戸川乱歩の世界観が好き」
私は、江戸川乱歩の世界観が好きだ。
はじめて江戸川乱歩の本を読んだのは小学3年生のとき。
学校の図書室に置いてあった本。
何気に気になり読んだのだろう。
そして、図書室にある江戸川乱歩の本をすべて読んだ。
小学生の時にどう思ったのかは覚えていない。
そして、小学生が読む本?なのかはわからない。
元々、絵本は読まない子であった。
変わった子供だったし。
本の中に人の中にあるものを見たのかもしれない。
今も江戸川乱歩の世界観は好きである。
大人になった今は子供の頃とは捉え方が違っているかもしれない。
あの世界には人のどうしようもない、どうすることもできないようなものが詰まっている。
それは、もちろん、自分の中にもある。
そう思わせる世界観が好きであり、歳を重ねるごとに捉え方が変化する自分自身も面白い。
本というものは、読む人それぞれの感じ方でいいのだと思う。
書いた人は何を思って書いたのかはわからない。
捉え方は自由だ。
それはnoteの記事にも言えるのかもしれない。
書いた人の意図が読んだ人に伝わるとは限らない。
どう捉えようと、読む人の自由だから。
それは書く側にも言えることだと思う。
少し脱線したが、江戸川乱歩の小説に出会ってから40年以上たつが、今も変わらずその世界観を愛する。