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「父、母、妹、今世で家族だった人たち」

父、母、妹、それぞれで記事を書こうと思っていた。

月曜日くらいだったかな?

頭の中で、各人の記事を書いていた。

彼らのことを。

そして、後で書こうと思って完全に忘れていた。

今、お風呂に入り、湯船に浸かっていて急に書こうと思ってたんだと思い出す。

ところが、あれだけ頭の中で綴っていた言葉が一つも出てこない。

あれ?なんだっけ?誰のことだっけ?

みたいな感じ。

そこで気づいた。

頭でつづりながら、言葉で言うと浄化してしまった。

彼らと家族だったことで、たくさんの感情が沸き起こる。

父と妹は亡くなって27年、母は3年過ぎた。

生きてる時、亡くなってから、あったことすべてを反芻し、何度も何度も感情をそのまま受け入れ続けた。

その結果、自分の中にあったものが完全に消化された。

だから、もう書くことがなくなった。

noteを始めたばかりの頃、家族について書いた。

その時は、終わったつもりでいただけで、まだまだ途中であったのだ。

驚くほどスッキリしている。

そして、楽しかった。
この楽しかったは、経験をたくさんできたという意味。

血縁は終わった。
まだ私は生きてるが、ワンチームは解散した。

自分でよくここまでできたと褒めたい。

すべてを飲み込んで、かみ砕き、消化させることができた。

彼らのトラウマさえも。

私の血縁という家族の物語は、

「完」


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