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「日常にあるいいな、を拾い集める」

現実を生きるのは、楽しいことばかりではない。
つらい現実を生きている人も多い。

行き詰まりどうしようもない。
そんなことも多いだろう。

かつての私もそうだった。
生きることに必死であった。
そういう状態の時、他のことなど考えられないことが多い。
今ではわかっていることも、そんな状態では何も耳に入らない。ましてや、感謝などしたこともない。

ただ、私は空が好きである。
過去も今も未来でも好きだろう。
つらい時も楽しい時も、空を見る。
空を見るといいなあ、という感情がわいてくる。

青空も曇り空も雨の日も雷がなっていても、夜の空も。
だからいつも上を見ていた。

私にとって空は支えだった。

ダラダラと書いたが、あなたにとってのいいなあ、がどこかにあるはずだ。
日常の中に大きなことではなく、小さなこと。
でも、ほっこりとするような何か。

そんなことを日常の中から拾い集めて欲しい。
些細ないいなあ、もたくさん拾えばいつかは辛さを上回るときがくる。

そんなこと、と思う人もいるかもしれない。
でも、つらい人にとってはそんなことを探すのも大変なのだ。

つらさをかわってあげることはできない。
ただ、そういう道を歩いてきたから伝えることはできると思っている。
何かで読んだことではなく、事実だからだ。

幸せは大きなことではないのかもしれない。
ほんの少しのほっこりすることの積み重ね。

そんなことに気づくと少し楽しい気持ちになる。

あなたにとってのいいなあ、を見つけられたらいいと思う。そして、ほんの少しでも心が安らぐ時間が増えたらいいと思う。

今が辛くても未来はわからない。

お昼に食べるためのおにぎりを握っていたら、こんなことを思ったので書いてみた。

必要な人に届いたらいいなあ、と思う。
私にとってのいいなあが増えるな(笑)


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