#58ただの凡人の世界一周記🇮🇹5日目
〜トレビの泉って1日に40万稼ぐらしい〜
10/6(日) 晴れ 21℃/11℃ 🙂6点
やはり疲れていたようで、夜はぐっすりと眠ることができた。
今日はローマで行きたかった場所を歩き回る日。
ここ数日まともな食事をしていないので、何も食べずに歩き回れるほどの体力は残っていない。
近くのスーパーマーケットへ行き昨日と同じように食パンとジュース、水を購入した。
ヴェネチアよりも安く買えたのはラッキー。
人前で生の食パンをそのまま食べることにまだ抵抗があるため、一度宿に戻って、誰も見ていないところでコソコソと食べる。
まず向かったのは、イタリアで一番行きたかった場所であるコロッセオ。
意外にも街のど真ん中にあり、何の前触れもなく突然姿を現した。
コロッセオは剣闘士同士や人間と動物の戦いが行われた円形闘技場で、世界遺産にも登録されている。
特に驚いたのは、コロッセオが建てられたのが日本でいう弥生時代に当たるということ。
日本が農業に従事していた時代に、これほどの大建造物を建てる技術がこの国に存在していたとは驚きだ。
そして、日本がその後挽回していったことに誇りを感じる。
現地では何の行列か分からないが、コロッセオを一周する長い行列ができており、人混みが苦手な私はとても並ぶ気にならなかった。
次に向かったのはトレビの泉。
ローマの観光名所は歩いて行ける距離に集まっている。
ここは高さ26メートル、幅49メートルのローマ最大の噴水であり、世界遺産にも登録されている。
トレビの泉には、「泉に背を向けて右手で左肩越しにコインを投げ入れると願い事が叶う」とされる伝説がある。
1枚目のコインは「もう一度ローマに戻って来られる」
2枚目は「大切な人と恋愛が成就する」
3枚目は「その恋人やパートナーと結婚できる」
というものだが、1枚目の願い事である「もう一度ローマに戻ってこられる」という願いはお断りなので、私は1枚も投げなかった。
投げ込まれるコインの金額は1日で約40万円と言われており、慈善団体への寄付に使われているとされている。
次に向かったのはスペイン広場。
映画『ローマの休日』の舞台としても有名で、観光客に人気の場所だ。
人が多く、バラを勝手に渡して高額な代金を請求する物売りもいたため、女性は特に注意が必要かもしれない。
本来であればバチカン市国にも行く予定だったが、ちょっと遠いのと、人混みに疲れてしまったので宿に戻ることにした。
個人的にこの3つが見れれば満足だ。
宿に戻り、早めにシャワーを浴びる。
その後イタリアの評価をまとめ、再びスーパーへ向かった。
今日空腹に耐えれば、明日にはラウンジでお腹いっぱい食べることができるので、ポテチを買って宿に戻り、インドの動画編集を進める。
インドのことがもう1ヶ月前だったと思うと、時の流れは早いものだ。
明日朝一の電車で空港に向かう予定だったが、ストライキの心配と時間のギリギリさを考え、20:00頃にチェックアウトして空港泊をすることにした。
受付のイケメンスタッフは少し日本語を話せるようで、久しぶりに名前に「様」をつけて呼んでもらった。
夜のテルミニ駅は治安が悪いことで有名なため、最新の注意を払い空港へ向かう。
明日の05:55までチェックインができないが、気長に待つつもりだ。
支出
・スーパー…318円/1.95EUR
・スーパー2…138円/0.85EUR
・テルミニ→空港…1,565円/9.58EUR
・ホテルアレッサンドロパレス…16,877円/104EUR