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ある喫茶店のこと

4月初旬、とある喫茶店を訪れた。
あまり知られたくない気持ちもあるので店名はここでは伏せておく。
店は住宅街のはずれにポツンと佇んでいて
注意して通らないと見逃してしまう。
店の扉を開けると正面にカウンターがあり
寡黙そうだが優しげな雰囲気の店主が出迎えてくれる。

店内はあまり広くない。
4人がけ2つ、カウンター3席のキャパシティ。
大きな窓があるのが特徴的。
外観からは想像もつかないほどインテリアのセンスもいい。奥の壁には本棚があり、デザイン系?の書籍が並んでいた。
窓際の席が良かったが先客があったためもう1つの4人がけテーブルへ。

店主に断り、店内の写真を撮影
カウンター席
絵も飾ってある
メニューは水色の枠に入っている
大きな窓がある

メニューはコーヒーがメイン。
あとはお茶、ジュース。
コーヒーフロートもあった。
デザートが3種類ほど。
店主にオススメを聞き、わたしはアイスコーヒー、連れはコーヒーフロートを注文。
フロランタン風のオートミールクッキーも頼むことにした。デザート類は季節によって変わる様子だ。

アイスコーヒーが美味しい季節になってきた
オートミールクッキー 
口蓋がズタズタになったがとても美味しかった
デザートはこのほかにパフェ的なものもあった
このヴィジュアル
120点満点である

注文したものはどれも大変美味しく、店そのものや店主の雰囲気も相まってすっかりこの喫茶店が好きになってしまった。

喫茶店を始める前は学校で美術教諭をしていたという店主の作品
経歴まで素敵である

決めた。通う。
自宅からはちょっと離れているが、通う価値がこの店にはあるのではないか。
そう思えた。
昼下がりにこの店でコーヒーを飲みながら読書したり、記事を書いたり、手が空いてそうなら店主と話もしたい。めちゃくちゃ豊かではないか。
妄想が止まらないのであった。

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