ネガティブの原因は自己中心的な欲だった話
これは自分への戒めの備忘として書き綴りたいと思います。
ネガティブが悪いわけでは決してありません。
自分のコンディションが悪くなってしまう原因として挙げています。
人間誰しもさまざまな欲求を持って生きています。生きたいというのも一つの生存欲求ですし認められたいなどの承認欲求もあります。
マズローの五段階欲求などの概念もあり、人間と欲は深い関係にあるようです。
生きていると、ネガティブな気持ちになることがあります。
怒り、悲しみ、我慢、傷つき、恨み、許せない、ストレス等気分が悪い状態を表す言葉はいくつもあります。
このような状態は非常に不快であり、
できれば感じたくないものです。
人がこのようなネガティブを感じる時は、自分の考えが尊重されず、不当に扱われた・・・
自分が利益を得られなかった、むしろ損害を被(こうむ)り利益を奪われたと感じる時が多いようです。
私は欲張りなので日常でも多くの欲求をもっていました。
・助けて(手伝って)ほしい
・理解してほしい
・認めてほしい
・お金がほしい
・早くしてほしい
・空気を読んでほしい
・気を利かせてほしい
・察してほしい
・攻撃されたくない
・嫌な思いをさせられたくない
・自分の考えに合わせてほしい
・自分に不利益を被(こうむ)らせないでほしい
・こんなに辛かった私の気持ちをわかってくれない!
ほしいほしいと、ことあるごとに無意識的に要求してしまうのが人間のようです。
ーほしいは欲しいであり、欲であるー
上記の例は、自分側にメリットが発生するように、無意識的に他者に要求している姿勢だということがおわかりいただけると思います。
視点が自分の方向ばかりに向いてしまっている状態です。
自分が要求する事柄は、他者が叶えてくれないことも(多々)ありますので、
その淡(?)期待は簡単に裏切られる結果となってしまいます。
この要望が叶わない状況で、ネガティブな気持ちが出てきやすくなります。
一連の流れはほとんどが無意識的に行われることであり、自分自身がネガティブになっているのは自分の要求が先行していたのだ、ということに気づく人は多くありません。
期待するのはネガティブの種を蒔くようなもので、辛さを感じないためには期待を手放すことが有効な対策となるようです。
もし、ネガティブな感情でお困りの方がいられましたらこう考えてみてください。
自分は何に期待していたのだろう?
欲張ってしまっていたかもしれない…
そう自分に問いかけ自覚するだけでもネガティブな感情は軽減されていきます。
期待は要求であり、他者のお力添えを強要することに繋がり、ある意味他者から時間や愛などのリソースを奪う発想でもあります。
しかし同じほしいでも
他者によくなってほしい
という欲求には、ネガティブが伴わないのは不思議なことです。
これは愛の視点が自分の外側に向いている状態であり、時間やエネルギーなどのリソースを与える発想となります。
人生は奪うより、与えるほうがうまく行きますからこの観点からも納得できます。
利益やリソースとは愛であり、人の持つ生命エネルギーのことです。
私は自分ばかりが利益を求めていて、
与える姿勢を持たず
自分のことしか考えない我利我利亡者となってしまっており、
宇宙の真理に沿わなかったためか
ネガティブな感情を感じるという天罰?が下ってしまったのかもしれません。
ネガティブは悪いものではなくむしろ危険回避という場面等では役立ちます。
ただ、自分を苦しめるほどネガティブを感じる事態になるくらいなら、要求しない姿勢を持つのも一つの対策かなと思いました。
ネガティブは自分が作り出していたことに気づいた体験談でした。
ネガティブにならないためには、期待(要求)を減らすのが効果的です。
なお、自己理解や自己改善が進んでくると顕在意識を使えるレベルが上がり
精神年齢も高くなりますので、欲や期待は自動的に消えることになりネガティブな感情も低減してくることになります。
自己改善についてはこちら⬇️
名無き仙人様 転生仙術
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