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重度知的障害/ 自閉症/ 無理しなくても大丈夫
少し前に息子が利用している放課後等デイサービスで、児童発達支援管理責任者の今井さんと面談で話をしました。
何度か記事にも登場していますが、この今井さんとはご縁があって、ブランクを挟み、息子が小1の頃からお世話になっています。
そのうち、息子がたまに靴のかかとを踏んでいるという話になりました。
今井さんが言いました。
「もしかしたら、履きづらいのでは?」
うーん、多分面倒くさいだけかなぁ?
「一生懸命紐を結ぶ練習をしている子とかいるけれど、靴なんて履ければいいんです。」
「スリッポンとか自分で履きやすい物でいいと思います。」
確かに。
息子は紐結びは別に苦手ではないのですが、ほどけると面倒だし、楽に越したことはないと思いました。
その後、買い物や時計についての話になりました。
お金は種類を何となく分かる程度で、
時計もまだまだの息子です。
「お金もね、現金で持ち歩く人もこれから減っていくと思うし。カードにチャージしてピでいいと思う。」
「時計も針で読めなくても、デジタルで読めればいいのでは?」
確かになぁ…
適度な金額をチャージして、あとはカードを紛失しないように管理をさせればいいのかも。
時計は実は息子はアナログの方が、時間の流れが分かりやすく見やすいのです。
デジタルだと数字が変わるだけなので、見間違いをしたり、いまいちピンときてない気がします。
「とにかくお母さん達は子供にあれもこれもと無理に教えすぎる!」
と今井さんは言っていました。
はい、私もその1人です (^_^;)
息子が将来、親元を離れた時のことを考えて
自分のことは自分で出来るようにすること。
それに全力を掛けて、バンバンと身辺自立を指導してきました。
字を書くのも園児並み
箸も補助箸の息子ですが、
他の指導員さんや先生にも
「社会に出たら(息子の場合作業所)、書くより読むスキルの方が大事ですよ。」
「箸が難しくても、スプーンやフォークで綺麗に食べられればそれで良いです。」
と言われたこともありました。
子供にとって簡単な代替で自分自身でスムーズに出来ることが増えるのなら、
それで良いのかも \(^^)/
と考え始めました。
PASMOに慣れている息子は、以前電車の切符を買った時、改札をどう通るか戸惑っていました。
時代の流れによって、教えることも色々と変わっていくのかもですね f(^_^)
今井さんのお話で考えさせられました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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