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重度知的障害/ 自閉症/ 言葉は受け取りかた次第
息子のことで、
相当追いつめられていた時期
救いを求めて勇気を出して
藁にもすがる想いで
専門家に相談したことがありました。
一言口に出して話すと
自分自身が崩れ落ちてしまいそうなくらい
そんなギリギリの精神状態でした。
し
か
し
アドバイスで前向きになれたどころか、
逆にモヤモヤする羽目に…
励ましのようで、
それどころか更に落ち込んだ言葉
(ネ) → 自分がネガティブな時
(ポ) → 自分がポジティブな時
「 本人が1番辛いんですよ。」
(ネ) 親なんだから、本人以上にもっと苦しめとでも言うか …
(ポ) そうだよね。本人が1番辛いよね …
「 癇癪やこだわりは理由があるんです。」
(ネ) 親は無理をしてでも、癇癪やこだわりに向き合えとでも言うのか …
(ポ) 好きで癇癪やこだわり行動を、繰り返してる訳ではないんだよね …
「 あなたを選んで生まれて来たんです。」
(ネ) だから親は、死ぬほど頑張れとでも言うのか…
(ポ) そうだよね。選んでくれたんだよね!
「 あなたなら育てられる。」
(ネ) その確信はどこから生まれるのか …
(ポ) はい!頑張ってみます!
「 難しいですね。」
(ネ) アドバイスもできない難レベルですか…
(ポ) やはり難しい問題なんだな…
「 いつか乗り越えられる。」
(ネ) … いつですか?! ( :゚皿゚)
(ポ) 乗り越えた後には、きっと喜びが待っているはず!頑張れ自分!
本来だったらポジティブにとれる言葉なの
かもですが
本当に辛い時に言われると
「 so what? 」
とネガティブになってしまうんです。
その時に底辺まで落ち込んでいた私は、
この手の言葉にますます凹んでしまいました。
反対に
「 本当に頑張ってきましたね。」
「 本当に辛かったですね。」
「 本当に大変でしたね。」
解決の糸口にならなくても、
自分自身を労ってもらえるのが1番救われた気がしました。
結局、
自分自身を慰めて貰いたかった。
辛さを共感して欲しかった。
それだけだった気がします。
人はネガティブな時は、
どんなアドバイスでもマイナスに受け取ってしまうものなのかも知れません。
特に障害があるお子さんを育てている方は、
気持ちが不安定になりやすいです。
そんな気持ちを汲み取りながら
お互いに支え合っていけたらなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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