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重度知的障害/ 自閉症/ 息子の会話

今回は息子の「会話」について書かせていただきます。先日、東田直樹さんのnote記事を読んだのですが内容にかなり動揺してしまいました。 

「…これ、息子のこと?!」 


その記事内容は、息子の現在の会話についての解説かと思うほどでした。 

東田直樹さんはベストセラー作家ですが、息子と同じ重度知的障害のある自閉症の方です。 

息子の会話と言えば、こちらから聞いたことにイエス/ノーで答えたり、要求や不調を伝えてくる位でした。しかし中学生になってから少し進歩したのです。 

「なに食べた?」「なにした?」などの 「なに、どこ、だれ」を含む質問に、だいぶ答えられるようになりました。 

「お昼何食べた?」というような質問には、何度も練習すると文字盤をつかわなくても、答えることができるようになりました。

食べたいものを言うこともできます。ただ、その食べたいものというのは、本当に今食べたいものの時と、こだわりのパターンになってしまっているせいで、そう言ってしまうメニューがあります。

それは僕の記憶と関係しているような気がするのです。 言おうとすると頭の中から言葉が消えてしまう僕は、それでも何とか伝えようとして、過去の記憶の中から、同じような場面を探します。

東田直樹さんのnoteから

簡単な返事なら、その場面を思い浮かべて言葉にすれば、忘れないことに気づいたからです。 僕は、頭の中に思い浮かべた場面の中からヒントを見つけて言葉にします。

記憶の中から、似たような場面を探すのは大変です。だから答えるまでに時間がかかることもあります。

東田直樹さんのnoteから

東田さんの記事をピックアップするのは恐れ多いので、引用させていただきました。 m(._.)m 

当事者である東田さんが書いたものなので、説得力が半端ないです。

以前発達外来の主治医から、息子は記憶の映像を思い出して言葉を表出しているので、凄くエネルギーがいる。ナチュラルな会話は難しいと言われたことがあります。 

東田さんが食べたい物を、食べたくないのにこだわりで伝えてしまうのも息子と同じです。

東田さんの記事を読んで

息子も本当に大変なんだな….


とつくづく思いました ( ´-`)

今朝は起きるなり、息子は突然
「のどいたくない。」と言ってきました。
いきなり「のどいたくない。」?

ん?


さては本当は喉が痛いけど、医者が嫌だから回りくどい言い方をしたんだな!とピンときました。

また風邪ですか…


最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m

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