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重度知的障害/ 自閉症/ 集団療育での出会い

今日は息子が2歳前から通い始めた地域の集団療育での出会いについて書かせていただきます。

集団療育は週3日、10名のお子さんに10名の保護者も一緒に参加する形で、先生も4人ほど指導に入り、それはそれは大所帯なグループでした。

手洗いやトイレの練習、紙芝居や先生方の寸劇の鑑賞、感覚遊びや季節の行事など。バスに乗って親子遠足にも何回か行きました。

その療育施設では、月に1度心理の個別指導も受けていたのですが、その時はいつも集団グループの先生方は忙しそうに次のクラスの準備をしていた姿を思い出します。

3歳で自閉症の診断を療育施設を通して医師から受けたとき、自閉症と分かってはいながらも、やはりショックでした。翌日に診断結果をグループ1人の先生に話した際、一緒に泣いてくれたのを今でもはっきりと覚えています …色々なことを沢山沢山相談にのってもらいました。

集団療育では言語理解や認知が低かった息子は、正直やらされるがままで何も理解していないように見えました。

その時は集団療育でグーーンと成長した!という感じは残念ながら見られなかったのですが、後々成長につれて療育での経験で結びついたことも多く、息子の入園前の集団生活のいい練習になったと思います。

そして私はこの集団療育で、色々な障害のお子さんを持つお母さん達と出会えました。

それはもう大なり小なり子供のことや家庭のこと、その時々に各々悩みがありました。今でもそうです。

その都度一緒に皆で泣いたり悩んだり、時には1人の悩みが解決すると皆で自分のことのように喜んだり…

集団療育で出会ったお母さん達がいたから、私もここまで乗り越えられたと断言できます。そして10年以上経った今でも子供達は同じ学校で仲良くさせてもらっています。

1人ではない、いざというとき助けてくれる仲間がいる、一緒に歯を食い縛って前に進んできたお母さん達は正しく

「戦友」です。


素敵な先生方、そして戦友達、可愛い子供達に出会えて感謝の気持ちで一杯です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m



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