重度知的障害/ 自閉症/ 生活介護の施設見学
今現在中学2年生の息子ですが、今年生活介護2ヵ所、B型継続支援事業所2ヵ所を見学しました。
今回は見学した生活介護施設について書かせていただきます。
始めに、あくまでも私が見学した施設に対する記事です。リアルにお伝えするために不愉快に感じる表現が含まれます。
ご了承ください m(._.)m
地域では割りと知られている生活介護施設に先日見学に行きました。
5階建てのそこそこ大きなビル。
そのビルの2フロアで、利用者は50名程で殆どが知的重度の方、支援員も35名もいるようでした。かなり手厚い。
障害支援区分6の方が1番多いらしい。
( 区分については勉強不足で良く分かりません。)
日中活動も支援学校の授業内容と似ていて、作業学習やサークル活動があります。
外出や宿泊行事もあり、栄養バランスを考えた給食もあります。
ざっとこんな感じです。
支援内容はすこぶる良さそうなのです。
…ですが、実際に見学をして驚愕しました。
なぜか見学中、フロア全体が臭い。
給食前の時間もあって調理の匂いと臭さが混ざって何とも言えない悪臭です。
聞こえてくるのは絶叫の奇声とパニックで、会話らしい声はありません。
子供のパニックには慣れている私でも、大人だと声の大きさや迫力が桁違いで度肝を抜かれました。
廊下にも倒れこんでいる人がチラホラいて支援員さんが付き添っています。
お爺さんらしき利用者さんが、部屋の隅で透明なパテーションで囲まれた机に座り、凄い音を出しながらトレイにカーカー唾を吐き続けています。他にも部屋の中で隔離されている方が何人かいました。
今まで療育や放課後等デイサービス、支援学校でも色々な障害のお子さんを見てきましたが、知的重度の大人の利用者、恐らく自閉症が殆どの施設を見たのは初めてだったので、そのカオスさに
相当ショックを受けました。
ここはあくまでも名の通り
「生活の介護」なんだなと改めて思い
何か社会の中から孤立している。
排除されている。
この生活介護施設がそんな世界に感じてしまいました。
通所の持ち物を確認すると
「オムツやパット」と言われました。
臭いの原因が分かりました。
子供と違い、大人だと排泄量も多いですしね…。安全面を考慮してか窓も全て閉まっていましたからね。
見学後、何とも言えない虚しい気持ちに (ToT)
もしも息子が高校卒業後、残りの人生50年強もこの生活介護施設で過ごさなければならないとしたら…と想像すると…しょんぼりです。
ちなみにもう1つ見学に行った生活介護施設は、小規模ながらも利用者さん達は穏やかな感じでB型作業所のように過ごしていました。しかし高校卒業後に利用する人はほぼいないようです。
高齢者の方が中心でした。
落ち着いた雰囲気は、そこの生活介護施設は自閉症の方が1人だけだったからでしょうか…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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