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重度知的障害/ 自閉症/ 前回の記事 知的ボーダーの別れ道について
この記事を投稿する前に
さて、どんな反応になるかな?
スキつくかな?
非難ゴーゴーかしら?
と考えました。
↑タイトルを含め、知的ボーダーの子を持つ親御さんは
「いちこめ!」
と思っているのではないでしょうか。
息子は重度知的障害です。
この記事を書くきっかけは
前回の記事に出てきたA君のお母さんに
「こんなこと言うのもなんだけど、重度が羨ましい」
と言われたことからなんです。
重度が羨ましい…
前回の記事を読んでいただいた方なら分かると思いますが、A君のお母さんはとても慎重派。常にA君には必要以上に無理をさせないように配慮しています。
知的ボーダーのA君が将来どこまで福祉でサポートが受けられるのか、人に援助してもらえるかを非常に心配しています。
なので手厚く福祉に守られる重度知的障害の息子がうらやましい、と思い伝えてきたのではと思いました。
そして前回の記事の内容だと、B君のお母さんはB君に無理をさせている、酷い親の印象を受けるかも知れません。
しかし私はB君のお母さんの気持ちも分かります。
6歳で支援級の就学判定をもらっても、まだまだ子供の伸び盛りの時期です。
もっと成長するかも知れない。
チャレンジをさせたい。
そう思い、B君のお母さんは悩んだ末の決断だったのではないかと思います。
なので普通級でやるだけやってみる事もいいとは思うのです。
ただ私的にはB君自身が
学校での安全基地を失ってしまった。
それが問題なのかなと思いました。
普通級か難しいのであれば、支援級に移動できれば良かったのですが、B君自身に障害に対する偏見や羞恥心が生まれてしまいました。
中学校の支援級見学でも、ヘッドギアを装着しているお子さんを見て
「一緒にされたくない!」
と、支援級を断固拒否したそうです。
多分普通級のお友達に言われたことだけで無く、お母さんから
「普通級で頑張って欲しい」
という無意識の圧を、小学校入学当時から常日頃B君は感じ取っていたのではないでしょうか。
無理をさせなさ過ぎても、可能性を潰すかも知れない。
無理をさせ過ぎても、親子共々精神的に潰れてしまうかも知れない。
難しすぎる! (ToT)
息子は息子なりの知的重度の大変さがありますが、発達障害の大変さは知的云々だけでは測れないなと改めて思いました。
これがいちこの前回の記事に対する正直な気持ちです。
一日一笑
皆さんが今日も笑って過ごせますように (*^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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