重度知的障害/ 自閉症/ サメくん
息子の親友
人間ではありません。
ぬいぐるみの「サメくん」です。
出会いは数年前の夏
イケアのサメのぬいぐるみが爆発的に売れた時がありました。
ぬいぐるみ以外でも、至る所でサメグッズを見かけるようになりました。
その頃の息子は大のサメ好きでした。
町中お店はサメだらけ。
買い物かごにあれやこれやとガンガン入れていきます。
その時息子の目に止まったのが
灰色の「サメくん」
長さ約70センチ。
結構ビッグです。
このサメくんをお店で見つけた時
息子の目はきらりと光り、
おもむろにサメくんを鷲掴みにしました。
そして
「誰にも渡さない!」
と言わんばかりに急いでレジに直行!
真剣そのものでした (^_^;)
サメくんは
ある時は枕
ある時は耳を塞いでイヤーマフ代わり
ある時は顔に被せて光を遮り
まるで息子の守り神のように、
家ではいつも息子の肩辺りに乗っかっています。
サメくんのお腹を開腹して2回綿を詰め直しましたが、いつもほぼペシャンコ状態です。
中学1年だったある日
支援学校の授業参観に行きました。
教室に入ると壁に1枚の張り紙がありました。
「サメくんを貸してください」( *゚A゚)
学校には特にサメ好きの話をしていなかったのですが、休み時間に息子用のちいさなサメくんを用意してくれていました。
張り紙は息子が借りる時に、先生に伝える練習用でした。
先生はどうやって息子のサメ好きに気がついたのか…
未だに不明です。
旅行の時も必ずサメくんを連れていきます。
ペシャンコなので、丸めてスーツケースです。
サメくんは、もはや守護霊ですね。
サメくん、いつもありがとう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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