
重度知的障害/ 自閉症/ 見守ってくれている人
毎朝1人通学の練習をしている息子です。
学校まで徒歩10分位です。
この地域に引っ越してきて4年半。
この4年半で毎朝
息子に挨拶してくれる交通誘導員のおじさん
通学路の家の前で挨拶をしてくれるおばさん
素敵な出会いがありました。
それからというものの、
朝の通学時のみなのですが
息子はやたらと見知らぬ人に挨拶をするようになってしまいました。
なりました。でしょうか?
大抵息子に挨拶をされた見知らぬ人々は
びっくりして挨拶など返してはくれません。
そりゃそうですよね (^_^;)
そんなある朝です。
明け方に小雨が降っていました。
今天気にこだわりがある息子です。
雨が嫌で、何度も窓から天気を確認していました。
息子はいつもの時間に家を出ましたが、
ちょうどその時に雨が上がりました。
家を出てから商店街の通りを渡りました。
私は後ろから少し離れて自転車で見守っています。
渡った先の道を少し進むと、左端に家庭用のゴミ収集場があります。
そこの近くにお婆さんが立っていて、
息子を見ていました。
そこで息子はお婆さんの横を通りすぎる時に
「今日雨!」
突然お婆さんに話しかけたのです ( *゚A゚)
今まで見知らぬ人に挨拶したりはあったものの、話しかけるのは初めてでした。
ま、まずい ( *゚A゚)
「雨止んだね。」
なんとお婆さんは返事を返してくれました。
その後
「昨日雨!」 ←昨日は晴れでした。
「うん、うん。」
「明日雨!明日晴れ!」
「気をつけて行ってらっしゃい!」
お婆さんの見事な会話の返し&切り替えに
私は驚きました。
そして後ろから自転車で着いてきている私に
「学校近くて良かったね!」←支援学校確信と言ってくれました。
「ありがとうございます!」
私は頭を下げてその場を後にしました。
お婆さん、ただ者ではない。
身内に知的障害がある人がいるか、
何らかで支援をされていた方なのかな?
と思いました。
そういえば..
数ヶ月前も同じ場所で、
朝の登校中に見知らぬお婆さんに話し掛けれたことがありました。
その時も面識もないのに、
息子に「頑張って歩いているね!」
と声を掛けてくれました。
今思い起こすと、その時と同じお婆さんだったのかも知れません。
もしかして息子が話しかけたのは、お婆さんを覚えていたのかな?
お婆さん、私達のことをいつから知っていたのだろう…
世の中には自分で思っている以上に、優しく見守ってくれている人達がいるようです。
(*^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
(スキ"♡"をいただけると励みになります🙏🏻)