重度知的障害/ 自閉症/ 父の遺品
父が亡くなって１３年が経ちました。
癌が発覚してから半年であっと言う間に亡くなった父です。
父は私が物心がついた頃から自営業を営んでいました。昼夜問わずにしゃかりきに働いている姿を見ながら私は育ちました。
ある程度年を取ってからは、父は自分の趣味に時間を充てて人生を謳歌していました。
まだまだこの世でやり残したことが多かったのか、父は亡くなってからも何度かフラフラと出没していましたが… 。(^_^;)
↑ 少しスピリチュアル家系のいちこ家です。
怖いのが苦手な方は、上の記事はスルーしてください。
父が亡くなってから、暫く遺品はそのままにしていたのですが、ある日母と片付けることにしました。
父の靴や服など。
私が父にプレゼントであげたものは良く身につけてくれていました。
あれもこれもと母と思い出の品を手に取り、染々としながら片付けを進めてた時、父が愛用してた鞄が出てきました。
中を覗くと財布が！
お金入ってる？？
残念なことに、財布を開けると中は空でした。しかし丁寧に新聞の折り込みチラシで、折り紙のように折られた包み紙がありました。
開くと…
チラシの中から１万円が出てきました ( *ﾟAﾟ)
生前へそくりで隠したものでしょうか。
しかしチラシなんかに包まなくても …。
危うく捨ててしまうところでした。
鞄の中は財布しか入っていないのに、持ち上げるとやけに重い。不思議に思い外側から鞄を触ると、
何かがある…
長方形のごつい何かが入っている！
鞄の内側を良く見ると、裏地に切り込みがありました。雑に閉じてありましたが、明らかにこの切り込みから何かが入っている..
… 札束？！
母と２人でドキドキしながら切り込みを開いてみました。またもやチラシで包まれ、今度はガムテープでぐるぐる巻きにされた四角い塊が出てきました。
開けると
… 写真？！
軽く５０枚は越える写真の束でした。
がっかりです ( ´-｀)
しかしその写真をパラパラと見てみると、全て父と
見知らぬ女性の写真でした ( *ﾟAﾟ)
それもそれほど古い物ではない…
こ、これは….( *ﾟAﾟ)
も、もしや….
彼女ですか ( *ﾟAﾟ) ？！
暫く母と私の間で静かな空気が流れました。
わざわざガムテープでぐるぐる巻きになっていた写真。
父はきっとこの女性に好意を持っていて、捨てるに捨てられなかったのでしょう。
どんな関係だったのかは死人に口無しでわかりませんが、決定的ないかがわしい写真がなくて良かったです (^_^;)
母はヒクヒクとひきつってましたけどねぇ。
証拠はきちんと隠滅お願いします (^_^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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