濃厚接触者〜その後2〜
以前に濃厚接触者の期間が終わった時の
お話をしましが、今回はその続編です。
●リハビリ1
濃厚接触者から解放されて、
担当の理学療法士さんの
久しぶりのリハビリの話。
カラダが硬くなっていたようで、
マッサージでほぐしてもらったわけですが、
ア…とか、ウ…とかの
僕のうめき声がリハビリ室に
響いてたかと思うと、
ちょっと恥ずかしかった。
●リハビリ2
リハビリは毎日ある中で
担当者さんがお休みの時がある。
そういう時は代わりの方に
入っていただく。
その代わりの方に
脚の筋肉をほぐしてもらっている時に、
僕の生まれた年の話になった。
ちなみに、僕は昭和50年生まれなのだが、
母と同い年です
と言われ、自分も歳をとったもんだと
実感した。
会社に新卒で平成生まれの子が
入って来た時も驚いたが、
今回の一件はそれを軽く超えて来ましたね。
●お風呂1
濃厚接触者の行動制限が解除され、
お風呂に入った時の話。
濃厚接触者の期間が7日間で
その前にお風呂に入ったのだからと考えると
なんと10日ぶりでした。
体は濡れたタオルで拭いたりしてたので、
問題なかったが、髪を洗うのは久しぶりでした。
そういうわけで、
僕の分身である髪の毛が
かなり抜け落ちていきました…
●お風呂2
お風呂には機械浴と個浴がある。
機械浴は院内での移動に
看護師さんの介助が必要な方や
車いすの方が使う。
機械浴専用の車いすに乗ったまま、
入浴ができるので、便利でありがたい。
リハビリが順調に進み、
退院が見えてくると、
個浴と言って、普通のお風呂になる。
僕は左足の可動範囲が狭いため、
浴槽をまたぐ時に
左足が上がらず、苦労する。
そのため、右足から入って、
左足を手で持ち上げて入ることになる。
濃厚接触者になる少し前から、
僕は個浴になっている。
個浴では介護用のシャワーチェアと
いうものに座って、頭や体を洗う。
で、シャワーチェアに座って、
ヒゲを剃ろうと鏡を見ると、
鏡に顔が映っていない。
映るのはお腹と陰部のみ…
業者も病院スタッフも誰も
気づかなかったのだろうか?
それとも、お風呂を作った時に
シャワーチェアが
世になかったのかもしれない。