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濃厚接触者〜2日目〜

コロナの濃厚接触者となり、
2日目を迎える。

●処方ミス
濃厚接触者で行動制限を受けているため、
病室にこもってあまり動かないから、
便秘気味である。

看護師さんにある漢方薬をリクエストしたら、
違うものが出された。

処方名を書いたメモまで渡したのに、
明らかなミスである。

組織としてチェック機能はないのか?
と正直心配してしまう…

●苦言
処方ミスをした看護師が病室に来た際に
僕がリクエストしたものと違う、
違うものを出するなら、説明すべき、
と苦言を呈したら、
ウチでは便秘の時はコレ出してるのとのこと。

この看護師は漢方薬のことは、
何もわかっていない、と感じました。

●漢方薬と医療
僕はかつて漢方薬のメーカーで営業を
やっていたことがあるので、
漢方薬に関しては、はっきり言って、
この病院のドクター、薬剤師、看護師よりも詳しい。
こういう背景があって、苦言を呈したわけです。

漢方薬は医療の現場では、
まだまだマイナーな存在です。

●虚実
漢方薬には虚実という考え方があります。
虚実には実証と虚証とがあり、
簡単にご説明すると、
 •実症:体に余分なものがある状態
 •虚証:体に必要なものが足りない状態
ですので、基本的に便秘は体の中に余分なもの(便)
があると考え、実証となります。

この看護師が持ってきた漢方薬は、
虚証のお薬。

この病棟では高齢者が多いため、
体力虚弱(虚証)で
お腹が張ってつらいときに使うお薬でした。

虚実も知らずに、漢方薬を処方するなんて
浅すぎますよ…ということです。

クラシエ薬品ホームページ Kanpoful Life 漢方の基礎知識5「虚実とは」より
https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/about_kampo/?p=11756


●リハビリ

濃厚接触者となっても
リハビリは続いています。

行動制限解除が7日程必要なので、
身体を動かさないと
筋力が衰えるという配慮なのでしょうか?

僕ら濃厚接触者は行動制限で
リハビリ室に行くことができないので、
病室のベッドまで来てくれて行っている。

リハビリ室と同じメニューとはいかないが
工夫を凝らしたメニューでありがたいですね。

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