シンザン記念(GⅢ) レース考察と期待の穴馬

1.大物はいるか?
三日間開催の最終日を飾るのはシンザン記念。
近5年はピクシーナイトが唯一のGⅠ馬と出世コースに乗れてきたお馬さんがいないけど、それ以前にはアーモンドアイやジェンティルドンナ、2着だったもののその後に三冠を制したオルフェーブルが出走したレース。
ここ近年は前日のフェアリーSに引きずられているかの如く、荒れ気味の結果が続いている状況。
去年も、先週の京都金杯で大外からの猛追で2着に飛び込んだウォーターリヒトが17番人気ながら3着に食い込んで三連複5万馬券、三連単20万馬券が飛び出したほか、2020,2021年も三連単10万馬券が飛び出しているので、固い決着ではなく好配当狙いで良いんではないだろうか。

2.シンザン記念 レース考察と期待の穴馬3頭
出走馬確定、枠順確定前の状況で書いているけど、シホリーンやアイサンサンあたりの出たら人気になりそうなお馬さんが除外になり、ますます混戦模様が強くなってきたシンザン記念。
サウジアラビアRCの上位3頭が揃って出走しており、主力はこの辺りになるかと思うけど、秋の東京開幕週の軽い馬場と現在の中京競馬の馬場状態はかなり違う状態。それに加えて月曜日の午後に雨が降ったため、さらに馬場が掘れてしまいかなり力が必要な状況になっていると思うにゃ。

そこを踏まえて、今のところ、猫が期待する穴馬3頭は以下のとおりにゃ!
想定オッズはネットケイバさんのものを参考にしているにゃ。

(1)メイショウツヨキ(想定オッズ13番人気 42.9倍)
期待の穴馬1頭目はメイショウツヨキ!
かなりの人気薄だけど、手薄感の強い今回の相手なら食い込む隙は十分にあると思うにゃ。
ここまで3戦、デビューは小倉の1800mを先団に付けて2着。このレースの3着コンフォルツァは次走直ぐに勝ち上がり、その後、今週のフェアリーSで上位人気になりそうなホウオウガイアと百日草特別で対戦し僅差の5着と好走。勝ち上がった2戦目ではこのレースで再戦となるオンザムーブに0.3秒差快勝。次走、ききょうSは1番人気に推されたものの勝ち馬スリールミニョンから0.3秒差4着。とはいえ、このスリールミニョンが阪神JFで5着に入っているので、僅差だったこのお馬さんはかなり期待できるのではないかな?
そして、2走前に完勝したオンザムーブのほうが人気になりそうで、その対比からでも、メイショウツヨキのほうに妙味を感じるにゃ!

(2)ラージギャラリー(想定オッズ8番人気 19.7倍)
2頭目はラージギャラリー!
前走の未勝利を勝ち上がるまで4戦かかったものの、時間がかかったのには理由があり、強い相手とばかり走ったのが要因。
初戦の新馬戦は新潟1800m。勝ち馬ディアナザール含む上位4頭がすでに勝ち上がっていてハイレベルな新馬戦というところ。
続いて秋の中京開催の芝2000m戦3着を経由して京都1800mに出走したものの、朝日杯FSで2着に飛び込んだミュージアムマイル圧勝に隠れた5着。
そして、前走の未勝利戦で1600mに短縮したところ0.5秒差快勝!
ここで注目したいのは2着シドニーホバートと3着ラトラース。
この2頭、今回上位人気が想定されるマイネルチケットが未勝利を脱出した中京の1600m戦で同じように2着・3着に退けていたので、この2頭を物差しにすると、同じ舞台で0.5秒差圧勝したラージギャラリーにもチャンスがありそうだと思うにゃ。

(3)レーヴヴリリアント(想定オッズ12番人気 24.4倍)
3頭目はレーヴヴリリアント!
前走は東京のベゴニア賞。連続開催の最終日だったのに、前が止まらず後方からじりじり脚を伸ばして4着までが精いっぱい。この時の勝ち馬ディアナザールはラージギャラリーを新馬戦で退けたお馬さんだけに、上位に食い込んだこのお馬さんのレベルも高そう。
そして、新馬戦で2着に退けたベストシーンは、あのデンクマールがレコード勝ちしたひいらぎ賞で3着に食い込んだお馬さんだけに、馬券内好走の可能性はかなりあると思うにゃ😸

3.まとめと予告
上位人気から選ぶとするとアルテヴェローチェかマイネルチケットか。
ローテーション的な余裕と中京経験からこの2頭ならマイネルチケットを重視することになるかにゃ。
とはいえ抜けた存在感のあるお馬さんはいないだけに穴馬から入る方が得策な気がするにゃ。

さて、考察はこれくらいにしておくにゃ。
当日にはいつものとおり予想指数を午前中にアップするので参考にしてください。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。

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