【先週の結果と回顧】12/1時点:今年の重賞予想成績

チャンピオンズカップはレモンポップが優勝!
スタート以外はまるで去年のレースの再現を見ているかのような逃走劇!去年と異なり1枠2番という好スタートを切れれば最短距離でラチ沿いを確保できる好枠をゲットした今年は、坂井ジョッキーが注文通りに好スタートを決めて先頭へ。逃げ候補だったミトノオーが前に出るのを許さず、1コーナーから2コーナーでやや競る形になったものの、前に出れないと悟ったミトノオー横山和生はそれ以上無理に競りかけなかったことから、向こう正面から直線までは本当に昨年のレース同様な展開に。
レース後、レモンポップを管理する田中調教師がレモンポップは昨年がピークで今年は能力維持に苦労していたというインタビューを見たけれど、その力の衰えを今年は好枠と坂井ジョッキーの冷静な騎乗でカバーして確りと連覇に繋げたのだと思うにゃ。
ホント、スタートからハナを切るまでの労力は今年は楽だった分、坂で後続を1馬身くらい引き離す余力があったからこそ、逃げ切ったし、タイム自体は昨年より0.4秒速かったので馬だけではなく、厩舎・ジョッキー含む関係者全員で勝ち取った勝利と言えるにゃ。
そして、レース後公開されたジョッキーカメラ!
坂井ジョッキーはラスト200mずっと頑張れ、頑張れ!ってレモンポップを鼓舞している声が入っていたり、川田ジョッキーがゴールと同時にあー!チクショー!と感情をあらわにした1秒後に、りゅーせーおめでとう!と切り替えて祝福する声が入っていたりと臨場感溢れる映像・声が映し出されていてメチャクチャ良かったにゃ!まだ見ていない人、見ること是非お勧めするにゃ!

今年の重賞予想成績
2024/12/1現在
(予想はXにアップしたものです。リンクから参照できます)
85レース予想 ◎の成績
1着14、2着13、3着10、着外48
勝率  16.5%、回収率 66.9%
複勝率 43.5%、回収率 84.0%
(連対率 31.8%)

5番人気以下の馬券内好走実績(3着以内、直近3回)
10月 6日 毎日王冠  エルトンバローズ    5番人気 3着
10月26日 スワンS  ダノンマッキンリー   5番人気 1着
11月24日 ジャパンC ドゥレッツァ      7番人気 2着

さて、ここからは回顧。
チャンピオンズカップ本命のハギノアレグリアスは4着。
正直、直線向いたときに馬券内には来るだろう!と興奮したけれど、直線、ややスムーズさを欠いた分スピードに乗り切れなかったか4着まで。
レース映像とパトロールビデオ見返してみたけど、直線、クラウンプライドを交わすために1頭分外に出したところ、丁度坂の登りで失速し始めたミトノオーがいて、交わすために坂の途中で進路を変更することになり、ここでスムーズな加速が出来なかったのが、最後スピードに乗り切れなかった要因。前走のシリウスSはこの辺りで加速を緩めるようなことは無かったし、今回、最内をインベタで回ってきたドゥラエレーデは最後の直線遮るものもなくムーアがずっと真っすぐ追うことができたことが最後の一伸びにつながったように見えるにゃ。まさしく、このドゥラエレーデが通った進路取りをみらい君にしてもらいたかったところ。
来年以降、ハギノアレグリアスどれだけ中央の重賞に出走するか分からないけど、力の衰えはなさそうだし、次走以降も追いかけて損はなさそうにゃ。

お次は、チャレンジカップ。
これはもう、完敗と言っていいですね。
レース後、矢作調教師が「なんで1番人気じゃなかったんだろう?」なんてインタビューで答えていたとおり、前走のエリザベス女王杯同様に3~4コーナーで押し上げて行って直線も長くいい脚を使っての完勝。
猫的に、エリザベス女王杯のレベル自体を疑問視していたことで、ラヴェルの評価はヒモの1頭までにしか考えが及ばずでした。
確かに、2走続けて川田ジョッキーを確保してきたことは勝負気配高いということだったのは結果論。とはいえ、今後もコンビ継続で2000m前後のレースに出てきたら要注意。ハンデ重くなるだろうけど日経新春杯とか小倉牝馬Sあたりに出てきたら面白いと思うにゃ。
それと、長期休養明けで掲示板に乗った4着セイウンハーデスと5着ボルドグフーシュも次走以降注目したほうが良さそうにゃ。どちらも4コーナー早めに進出して最後止まったようなレースだったけど、長期休養明けの一戦としてはかなり動けた結果だし、上積みが見込める次走以降はより好走できそうだにゃ。妙味的にはかなり薄くなりそうだけど、追うことをお勧めしたいにゃ。

最後にステイヤーズS
こちらも完全に軸を見誤ってしまったのが反省点。
勝ったシュヴァリエローズは切れが信条のディープ産駒だけに、真逆の適正を求められるステイヤーズSでは危険な人気馬と感じていただけに、見事な勝利でした。猫の本命ゴールデンスナップはジリジリ伸びて4着。
3着ダンディズムを2列目、2着シルブロンを3列目に入れていた三連複を持っていただけに、シュヴァリエローズさえいなければ、、、という感じです。
2着に突っ込んできたシルブロンは恐らく次走ダイヤモンドSに順調な出走しそうだけど、追いかけてみたほうが良いと思うにゃ。
外国人騎手は改めて上手だなと感じた週末でした。

次の週末は阪神ジュベナイルフィリーズ!
あのフォーエバーヤングの妹ブラウンラチェットが出走したり、アメリカからブリーダーズカップ2着のメイテイレディが史上初の2歳戦外国馬参戦したりと、話題の多いレース。
ただ、まだ2,3戦しか出走していないお馬さんがほとんどで能力の横の比較は難しいこと、また、例年と異なり荒れ始めた京都での開催と馬券買う側にとってはなかなか難しい条件。
馬券的には好配当が狙えそうな気配漂うだけに気合入れて週末まで準備するにゃ。

今週末に向けては阪神ジュベナイルフィリーズ考察と重賞2鞍も書く予定です。記事見ていただいてる方のお役に少しでも立てますように。

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