カペラステークス(GⅢ) レース考察と期待の穴馬
1.中央競馬唯一のダート1200m重賞
2008年から12月の中山競馬で開催されているカペラステークス。
なんといっても2019年に藤田菜々子元騎手が女性騎手初の中央競馬重賞制覇を成し遂げたことが印象深い想い出だけど、それから5年も経つとは時が過ぎるのが早いにゃ。
近年の勝馬レベルも上がっていて交流GⅠを制覇したダンシングプリンス、今も国内外で活躍中のリメイクがカペラSを制した後に飛躍を見せてるにゃ。
意外にも1200mの中央ダート重賞はこのカペラSのみ!リステッドやオープン特別には数多のダート1200m戦が組まれているだけに意外だけど、そこは交流重賞との棲み分けとかが影響してるといったところ。
とはいえ交流重賞のGⅢより賞金が高く毎年ダート界のスプリント巧者が揃うので楽しみな一戦だにゃ!
2.カペラステークス レース考察と期待の穴馬3頭
登録段階ではかなり多かった逃げ馬勢のほとんどが除外となり、明確に逃げたいお馬さんはインビンシブルパパとテイエムトッキュウ、サンライズアムールト、エスカル、チェイスザドリームも逃げたい寄りと思うけど、番手に控えることもできるので、枠順が確定するまでは何とも言えないかにゃ。
その後ろの先行勢にはインユアパレス、ガビーズシスター、チカッパ、ナムラフランクといった面々が続き、中団より後ろにイスラアネーロ、クロジシジョーあたりが見込めるほかは後方集団
1番人気が予想されるチカッパにとっては逃げ馬の2列くらい後ろで比較的流れが早そうなことから理想的な位置取りになりそう。となると、相手探しの可能性が高そうでこの先団からやや後ろに付けそうなお馬さんを上げていきたいと思うにゃ。
想定オッズはネットケイバさんのものを参考にしているにゃ。
(1)クロジシジョー(想定オッズ6番人気 15.5倍)
この1年2.3.0.2と安定した成績を残しているクロジシジョー。
既にオープン特別2勝に交流重賞2着2回、前走もハンデ戦のオープン特別を58㎏を負担して2着と、既にGⅢレベル好走の力は十分示しているにもかかわらず15倍想定は魅力的。
前走の2着はハンデ戦で3kg軽い人気薄に掬われた感があるし、2走前の東京杯でチカッパに0.8秒差で負けたけど、今回、斤量差が縮まる分は差が詰まるだろうし、中山ダート1200m戦はリステッド勝ちの舞台と好相性のコースなら相手上位と見ているにゃ。
(2)ナムラフランク(想定オッズ14番人気 55.4倍)
馬柱を眺めていて、不思議なほど人気が無いと感じたのがナムラフランク。
クロジシジョーほどでは無いけど、こちらも今年に入ってから6戦して3勝クラスとオープン特別を2勝。次は重賞を狙いたいところまでの実力は出しており、勝てなかった4戦も7着以内&1.0秒差以内でまとめており、相手なりには確りと走れる力は見せているにゃ。
ただ、時計面で物足りないのは事実あって、ダート1200mの最速タイムが1分11秒1と、近年1分9秒台での決着となるこのレースでは見劣りするのも事実。とはいえ、叩き二走目の上積みが見込める今回、力をつけてきているのも事実だし、相手の1頭に入れる価値はあると思うにゃ。
(3)テイエムトッキュウ(想定オッズ7番人気 15.6倍)
3頭目はテイエムトッキュウ!
言わずと知れた、去年のカペラステークスの覇者。
今年は交流重賞を2戦して3着、8着と結果が残せていないけど、休養明けの今回、どこまで仕上がっているかはともかく、現状の人気であれば相手の1頭には加えておきたいところ。
逃げ先行脚質のお馬さんがそれなりにいるので去年ほど楽な展開は見込めないけど、昨年のカペラSで叩き出さした中山ダート1200m戦のタイムは出走馬中NO.1!
これ、重馬場を含めて1位なので、外枠引いてダッシュ良くハナを叩いたらかなりシブとく粘りそう
3.まとめと予告
考察に書いたとおり、基本はチカッパの相手探しと見ているけど、チカッパは自身初の斤量58kgでの出走だけに頭絶対とまでは断言し辛いところ。58kgってオープン特別、リステッド競争に出走する古馬牡馬には何時もの斤量だし、穴馬に挙げた3頭とも58kgでの勝利経験持っているので、場合によってはチカッパ2.3着固定の馬券なんかも買い方としてはあると思うにゃ。
記事に上げなかったけど、人気サイドならサンライズアムール、ガビーズシスターあたり、人気薄サイドならチェイスザドリームあたりが検討対象には必ず入れたいかなと考えているにゃ。
ということで、有力馬の中で最も期待しているの
さて、考察はこれくらいにしておくにゃ。
土曜日当日にはいつものとおり予想指数を午前中にアップするので参考にしてください。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。