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iPhone 13 mini からiPhone 16に乗り換えてみた|サイズアップでも意外と快適

コンパクトで軽快なiPhone 13 mini。私は非常に気に入っていた機種です。

しかし、昨今はスマホの大画面化が進みました。

実際に大画面の端末を触れてみると、コレもいいなあという自分がいました。スマホのコンテンツも大画面を前提に作られるものが増えた印象です。

さらに私に決定打を与えたのが、先日Apple Storeで体験したApple Vision Proでした。空間ビデオに魅了され、空間ビデオが撮影できる機種に憧れていました。

そんなわけで、発売直後のiPhone 16に乗り換えました。

私の場合は重さやサイズを懸念していましたが、特に違和感なくスッと自分の生活に馴染んだ感じです。

私が歴代使用してきたiPhone

  • iPhone 3GS (SoftBank)

  • iPhone 4S (SoftBank)

  • iPhone 5s (SoftBank)

  • iPhone 6s (au)

  • iPhone SE (第2世代) (Apple)

  • iPhone 13 mini (Apple)

私はかれこれ10年以上iPhoneを使用してきました。

「s」「mini」のつかないナンバリングモデルのiPhoneは、今回の16がはじめてです。

iPhone 16を選んだ理由

空間ビデオ・空間写真

一番大きい理由が〈空間ビデオ〉です。まだ小さい子ども・高齢の母の写真や動画を、空間ビデオ・空間写真で残していきたいと思ったからです。

というのも、先日Apple StoreでApple Vision Proを体験し、空間ビデオの衝撃がかなり印象強かったのです。

次使うiPhoneとして、購入したiPhone 16と、来春に発売が噂されているiPhone SE4と、かなり迷いました。

iPhone 16は魅力的な一台ですが、10万円越えの価格がハードルです。その点、iPhone SE4は低価格なモデルと予想されています。

しかし、iPhone SE4が発売されたとしても、カメラ性能はそこまで期待できない、少なくとも空間ビデオの撮影は難しそうです。

このことから、iPhone 16を思い切って選びました。

バッテリーの持ち

個人的な事情ですが、長らく車通勤だったのが、電車通勤をするようになりました。電車通勤になって、通勤時間中にiPhoneを使う頻度は増えました。

13 miniはバッテリー容量少ないので、往復の通勤時間で残量がほぼカラになってしまうことも。モバイルバッテリーが欠かせなくなっていました。

そうした理由から、大画面・電池容量の大きいiPhoneへの乗り換えを検討していました。

画面サイズ

個人的には小型のiPhone 13 miniはかなり気に入っていたのですが、13 miniを最後にminiシリーズはアップデートされていません。

iPhoneのそうしたラインナップを踏まえて、各種アプリは大画面を前提にアップデートが進められています。

私の日常使用しているアプリでも「タップするボタンが微妙に小さい」みたいな経験がするようになりました。miniサイズもいよいよやめ時かなあ、と思っていました。

また、私は微妙に指が短く、片手持ちだと13 miniのサイズでも画面の端まで指が届きません。

片手持ち操作可能、という点で13 miniを選んだのですが、正直この点は誤算でした。結局両手で操作するシーンが多かったです。

どうせ両手操作をするのなら、コンパクトモデルでなくても良いかな、というのが、iPhone 16購入を後押しした要因の一つです。

迷ったのはiPhone SE 4(?) とiPhone 15 Pro

iPhone 16を検討していく中で、比較候補に入ったのはこの二機種です。

来春に登場するiPhone SE4はかなり迷いましたが、上述の通りカメラ性能がiPhone 16を選ぶ決定打になりました。

カメラをそれほど重視せず価格面を重視するなら、iPhone 16をスキップして、iPhone SE4の登場を待ってもいいかもしれません。

もう一つ悩んだのが、記事執筆段階(2024/9/22)で実質利用価格が値下げされた「iPhone 15 Pro」です。

〈望遠レンズがある〉〈画面のリフレッシュレートが高い〉〈16より重い〉というのがiPhone 15 Proの特徴です。

決め手となったのは本体重量でした。13 mini (140g) からの乗り換えで15 Pro (187g) はさすがに重すぎると思い、iPhone 16 (170g)を選びました。

重量はそれほど気にしない方は、iPhone 15 Proも有力な選択肢かと思います。

購入したアクセサリ

今回は、軽量・コンパクトなiPhone 13 miniからの乗り換えです。アクセサリ類は、保護フィルム・ケースとも、〈軽量〉を重視して選びました。

現在はこの形で使っています

保護フィルム:PDA工房

保護フィルムは久しくガラスフィルムを使用してきました。

しかし、今回13 mini → 16にサイズアップするということで、重量アップを少しでも軽減するため、樹脂フィルムをチョイスしました。

樹脂フィルム業界は、ミヤビックスやPDA工房といった日本の老舗企業が頑張っています。

MacBookではミヤビックスのフィルムを使ってみたところ非常に品質が良かったので、今回のiPhoneではPDA工房の方を選んでみました。

PDA工房はiPhone 16に対応したフィルムを複数種類販売しています。私は一部界隈で話題になっている反射防止フィルム〈純黒クリア〉を選んでみました。

使ってみた第一印象としては、ホントに真っ黒で反射しません。

かつてのアンチグレアフィルムは反射を軽減する、といった印象でした。この〈純黒クリア〉は反射が全く気にならないレベルになりました。

一部のレビューでは「指紋が残りやすい」というコメントもありましたが、私がこれまで使用してきたガラスフィルムと比べれば、指紋の残りやすさは同程度に思えました。

少なくとも、メチャクチャ指紋が残りやすいフィルムではなさそうです。

ケース:パワーサポート Air Jacket

ケースは、コチラも老舗メーカーのパワーサポートの〈Air Jacket〉を選びました。シンプルなデザインと、高いクオリティには定評があります。

シンプルなクリアケースといえばTPU素材のものが、各種メーカーから販売されています。

私はTPUクリアケースのテカテカ具合がどうも好みでなく、TPUの変色も気になってしまうので、ずっとハードケース派です。

Air Jacketの素材は、以前は一般的なハードケースと同じポリカーボネート製でした。

ポリカーボネート製の頃は、長年愛用していると小さな衝撃のダメージが蓄積してくるのか、角の方から割れてきてしまうことがありました。

近年のAir Jacketは〈トライタン〉という素材を採用しています。トライタンは割れにくい素材で、サイゼリヤのグラスにも採用されています。

トライタンのAir Jacketを使ってみた結果、1年以上経過しても角割れなく、キレイな状態を保っていました。さすがハイテク素材です。

Air Jacketの好きなところは、一般的な「クリアケース」に加えて、マットな表面仕上げもラインナップされている点です。私はずっとマットケースを愛用しています。

13 miniの頃は「スモークマット」を使っていましたが、今回は「クリアマット」にしました。

スモークマットは表面が滑り止め加工されていましたが、iPhone 16用のクリアマットは、特に滑り止め加工はありませんでした。

本当に理想なAir Jacketは「シンプルなトライタン製 + MagSafe + 滑り止め加工」というケースなのですが…。パワサポさん、制作してくれませんかね?

MOFT スマホスタンド 粘着式

13 miniでも片手操作で手が届かない、という個人的問題。この解決に、私はスマホリング代りで〈MOFT スマホスタンド〉を使用してきました。

今回iPhone 16の購入にあたって、MOFTは新たに購入したわけではなく、13 miniのものをそのまま流用しています。

以前は「スマホリングやスタンドをつけるなんて、なんか野暮ったい」と思っていました。

しかし、実際MOFTをスマホリングとして使うと、落下しにくい安心感が増し、手のおさまり感も非常によくて、なくてはならないものになりました。

一度金属製のスマホリングも試しましたが、金属が指に当たって痛いと感じました。MOFTは合皮で金属ほど硬くないので、指が痛いと感じることはないです。

また、スマホリングと比べてMOFTの良いところは、画面を上にして机に置いても、ガタガタしないフラットな形状になるところです。

MagSafe式のMOFTも検討したのですが、MagSafe充電のたびに取り外すと、いざ出かける時にMOFTをつけ忘れる、というネットの声がありました。

それなら充電はUSB-Cでいいので、従来使用していた〈粘着式〉MOFTを再利用することにしました。

MagSafe充電するのかしないのか問題

実は私はiPhone 13 miniではMagSafe充電は使用していませんでした。

  • 有線充電の方が高速なことと

  • MagSafe充電の発熱が気になる

  • MagSafe対応ケースの虫眼鏡形状が気になる

といったところが、使用していなかった理由です。

しかし、当時と比べてMagSafe関連のアクセサリも充実し、MOFTもMagSafe対応版が販売されています。車載のアダプタも気になるところです。

MagSafe充電速度がiPhone 16シリーズではアップデートされたので、もう少し様子を見て、アクセサリ類の見直しもしていきたいです。

iPhone 16 実際に使ってみて

iPhone 16のレビューは巷に溢れかえっているので、13 miniとの比較を中心に書いてみます。

画面サイズも重量も、恐ろしいもので「すぐ慣れる」というのが、第一印象です。

重さは慣れれば気にならない

確かにiPhone 16を持った後で、iPhone 13 miniを持つと「軽い!」という感想にはなります。

が、ずっとiPhone 16を使っている限りにおいては、重量はそれほど気になっていません。

アクセサリも〈軽量な樹脂フィルム〉〈シンプルなケース〉〈シンプルなMOFT〉とそれぞれ軽量級のものを使っています。

コレも重量が気にならないポイントかと思います。

画面サイズはすぐに慣れてしまう

miniより大画面なので、最初は写真や映像の迫力を感じました。コチラもすぐに慣れました。

逆に画面の小さいサイズのスマホを「小さい…」と思ってしまうようになってしまいました。

在庫の争奪戦の激しさで言えば、iPhone 16 Pro MAXが一番のようです。

私も家電量販店に行った時に「Pro MAXの在庫はないか」というお客さんがいましたね。

Pro MAXシリーズが発売された当初、「そんなに大画面が必要なの?」と思ってました。

しかし、実際に自分が大画面のスマホを使ってみると「もう大画面はやめられないなあ」というのが正直な気持ちです。

ましてやPro MAXユーザーはより一層その気持ちが強いんでしょう。

と、いうわけで、iPhone 13 miniユーザーだった私が、iPhone 16へ乗り換えたレビューでした。「スッと慣れた」というのが正直な感想です。

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