![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41747805/rectangle_large_type_2_81c4decaf2af1c689dc0ae5163ae1527.png?width=1200)
Photo by
chiyoizmo
「差がない」とは言えない!?非常にややこしい「有意差」のハナシ
微生物を専門にしている私をはじめ、生物系の仕事をされている方で「有意差」という言葉、お馴染みかと思います。
生物はデジタルデータでない以上、調べたい性質が「ある」か「ない」か、スグにハッキリしないことが結構多いです。そういった時に、統計的に「有意差」を調べるワケです。
解釈がややこしいのは「有意差がある」の逆になった場合ですね。ITmediaさんにも記事が出ているので、少しこちらを紹介します。
統計的な処理で出てくるのは「有意差がある」か「有意差があるとは言えない」のどちらかとなるワケですね。
ところがどっこい「有意差があるとは言えない」なんて報告したもんなら、「差があるのか、ないのか、どっちだよ!」と詰められる環境にいる方も多いのでは。世間では皆さんが皆さん、統計の知識があるワケじゃないですからね。
そうすると「差がない」という表現が生まれてしまうワケです。心で泣きながら「差がない」という報告書を書いている皆さん、本当にお疲れ様です。
また、「差がない」と安易にいってしまっている方は、ぜひ少し統計学をかじってみてください。
どんな本でもいいかと思いますが、私はコチラの本がオススメです。若干釣り気味のタイトルですが、ベストセラーにもなった一冊ですので、きっかけづくりには良いと思います。
というところで、今日は統計のお話でした。
いいなと思ったら応援しよう!
![えびふらい|スマートライフ研究家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26243870/profile_b3f6a3ab6a51feb2685671b9c540180d.png?width=600&crop=1:1,smart)