性成熟に関するコンプレックス

※性に関することなのでこの手の話が苦手な方は閲覧お控えください。

自分の過去のコンプレックスを曝け出して、こんな人もいるんだ、とか、似たような境遇の方に、自分だけじゃないんだ、と思ってほしい
という投稿になります。

私は30代前半の身長150センチです。
この身長は、実は小学5年生から変わっていません。
生物学的に、学術的にどうなのかは知りませんが、遺伝の問題と生理が始まったのが早かったことが影響しているのではないかと思っています。

胸の発育

私は幼稚園生の頃から周りから抜きんでて背が高く、体もしっかりしていました。（ぽっちゃりのせいだと思う笑）

小学一年生のときの写真を見ると男の子がとっても小さい！私は1人NHKのがんこちゃんみたいなでかさでした。

そして小学1年生のときにはすでに胸が膨らみ始めていました。周囲と違うことがとにかく恥ずかしく、ぴたっとした体操着を着ると胸がちょこっと出ているのが嫌で嫌で、体操着の下の方を引っ張って胸が出ないような仕草を頻繁にしたり、猫背にすることで隠そうとしていました。

母親からはブラジャーをつけた方がいいかもね、言われましたが頑なに拒否しました。
中学1年生とかであれば、皆が性に敏感な時期。ブラジャーが透けたりしてもそれがむしろエロくてよかったかもしれません（？）

ですが小学校低学年です。周りと同じであることが大事であった私には嫌で嫌でたまりませんでした。

よく担任の先生に猫背をやめなさい！と言われていたのを覚えています。
私は今も猫背だと思いますがこれは小学校低学年の時から積み重ねた姿勢です。

過去のことはどうにもできないので今変えていけばいいのに、偏屈な私は、いいよね…小学生のときに小学生らしい体型の人は猫背になる理由もなくて…(  ･᷄-･᷅ )
みたいな、自分の姿勢の悪さを境遇のせいにする醜い性格を内側に秘めていました。

初潮

私は小学4年生のときに生理が始まりました。
最初は生理痛もなくただ気づいたら下着が汚れていて、私はてっきり漏らしてしまったのかと思ったのですが笑、洗面器に水を張って下着を浸けて置いていたら、それを見た母親が慌てて私の元へやってきて、ちょっと下着脱いで！と言ってきたのをとってもよく覚えています。
そして血はお湯で固まってしまうので、水に浸けていたことを褒められました。

私はその時、そういう現象がいずれ起こるという知識もなく、急に母親から、
あんたは子供を産める身体になったんだよ、と言われ、子供なのに急に大人の女性になった、というようなことを言われ、大泣きしました。

英会話の習い事をしていて、普段習い事を休むことを許さない母親がその日は優しくて、休んでいいよと言ってくれました。

生理用品への抵抗

生理になったので生理用品を下着に付ける必要があります。
母親から教わって初めて生理用品を付けて下着を履いたとき、そのごわごわな感じと、ズボンを履いていたらバレるんじゃないか、スカートを履いたら羽付きナプキンの場合に見えてしまうのではないか、そんな不安ごとがたくさん頭をよぎりました。

怖かったのは周りの友達に生理が始まったことがバレること。
私の学年のトイレにまだ三角コーナーはありませんでした。職員室の階のトイレに行かないと三角コーナーがなかったため、そこに行かないといけない。
替える時に生理用品を剥がす音でバレるんじゃないか。
替えの生理用品を持っていくところが見られたら嫌だ。
結局お腹のところにポケットがあって替えの生理用品を入れられる下着を身につけることにしました。

同じスポーツをしていた1学年上の女の子で、お尻が大きく胸も少しある体型をしていたその子も早めに初潮を迎えていたらしく、それは他の子にもバレていて
私も1学年上の友達から、⚪︎⚪︎さんてもう下の方から血が出たりしてるらしいよ…と聞き
その時すでに初潮を迎えていた私は
え、そうなんだ…と自分のことは隠してその話聞いていました。

心の中で仲間がいたことに安堵していました。

学年が上がり中学生にもなってくると周りも生理が始まっているので当たり前になり、今思えばいずれ迎える話で恥ずることではないのですが、子供の時は性に関する内容にデリケートですよね。

小学生の子と接する機会はないのですが、今の自分の考えで話を聞かず、その子の身になって考えられる人になりたいものです( * ◜ω◝ )