Lar-plus(ラプラス)についてまとめた
ずいぶんごちゃごちゃしてきたのでまとめていきます。
何を提供していますか?
大きく分けると、
カキコトバ:アナログな連絡ノートサービス
ラプサポ:オンラインの理数学習サポート、自律学習支援
STEAM:プロジェクト活動やプログラミング
この3つのカテゴリがあります。
オンラインという言葉が出たように、実際に場所に集まってやるもの、そうでないものがあります。基本的にSTEAM以外はリモートのイメージです。
STEAMの具体的な中身は?
以前の記事でこんなことやってみたい!といったものをサービスに加えてみました。
ひとまず叩き台としてこういう思い出こういうのがやりたいんです!といったものとプログラミング教室です。論理的思考とクリティカルシンキングはすごく大事だと思っているのでこれらをまとめてラプラスでのSTEAM教育というようにしています。
なんでこれをやりたくなったかの動機はこちら↑
これらのつながりは?
どういったフェーズで成長していくのかを考えたときに、不登校の子どもとの関わりが大きかったことや、あとは教育費用に捻出できる部分がかなり格差があると感じました。その辺りを踏まえてこれらの繋がりをお伝えしたいと思います。
ひとまず、それぞれの活用の手順としては以下のとおりです。
フェーズとして
カキコトバでまずはメンタルを整えてください
少しやる気になったらSTEAMの中でやりたいことを見つけてみましょう
STEAMに加わった後でも先でも、基礎学力が必要になったらラプサポでサポートします
という流れです。
カキコトバは、孤独を感じやすい不登校の子向けのものではあります。けれども孤独を感じているのは子供だけに限らない。
大人でも全然利用してもらって構いません、がひとまず不登校の子が優先です。
まだ愛媛県の松山市周辺ではフリースクールなども多くできているのでお金さえあれば受け入れ口はあるという印象です。
けれども東予や南予地方にいくと人口に比例して一気にそういった場所もなくなります。
最近ではせめてもの・・・というので放課後デイサービスや児童クラブを活用するご家庭も多いです。
そして県?が運営する適応教室もあったりはしますが、良いも悪いも含めてかなりごちゃ混ぜインクルーシブな状態のところも多いです。ただ利用料があまりかからずそういったとこを選ぶ。ということはよくあります。
何が提供できるか考えた
私の強みであり弱みであるのですが、受験特化でやっていなかったことや教育界隈に片足突っ込んだ状態でメーカー企業に勤めていたことがバックグラウンドとしてあります。
自分のできることを書き出してみるととっ散らかってました。
理数教育の指導
中学基礎英語(発音は壊滅的です、文法のみです)
ワードプレスでサイトを作れる(レクチャーは今もしています)
マークアップ言語が一通り使える
課題を見える化したマップを作れる
メーカーでの利益追求の姿勢
効率化を重視する
エクセルのvbaがある程度使える
プログラミング学習が好き(色々味見した結果rubyに落ち着いた)
数年前までwebのライティング業務をしていた(副業)なので文章を作るのが得意
デザイン系はよく褒められた
子供に楽しいを提供できる
ハンドメイドもやってるよ(最近やめました、趣味程度に落ち着いてます)
社会科の教員免許がある
日商簿記2級持ってる
ラプラスとして事務所を構えるときに、最近ではAI搭載の学習アプリも塾向けに提供されています。もちろんロイヤリティが結構かかりますが、「こうしたら儲かるんよ!」と言われもしました。
ただ受験特化での塾はまず後発の私は経験量が劣ることやそこまで意識が向かなかったこと、加えて表面的に見えるところ以上に生徒を抱えれば抱えるほどにメンタルケアに尋常ではないほどの時間をかけることになります。
お世話になってる塾長さんは年間の休みが5日しかありませんでした。(え
そこまでそこに注力できるか?と言われると私はNoでした。
ということで受験関連の塾はまず選択肢としてなかったですね。
こういったことを考えると、
自分の得意・できることや今後必要となる人材の育成・・・
ものづくり・理数人材の育成だ!というようになりました。
けれども学力しか見えていない
他の記事でも言いましたが、自分が経験していないことは自信を持って言えないことです。
なので、端的に学力を見て判断してしまうことは多くあります。加えて「そんなことはないよ!」とも言い切れない部分もあります。
以前母に「学力で人は判断されない」、そして父に「いや人は学力で判断するぞ」というように高校生の時言われました。
そして社会人経験を通して、私が言えることは、
「選択した環境によってその意識は変わる。そして皮肉っぽいけれど『学力で判断されない』という人ほどそういった世界(大手企業の内情や受験の中身)を知らないことが大半である」
漠然と無根拠なものには納得は得られにくいものだと考えています。なので自分の経験ベースで答えると今の私のアンサーはこんな感じです。
そしてお金を支払うものは何か価値が目に見えるものです。となると学習塾にお金を落とすことは容易に想像できます。
韓国などは凄まじいですね。どんなに不安になっても世界的にみると本当に日本に生まれただけでかなりのラッキーなのです。
学習費用を捻出できないと言うから
また、ここしか見えていないので「学習費用を捻出できない、月々の支払いが難しいので下げて欲しい」と言われたこともあります。
ということで買い切り教材として出したのがこちらです。
本音を言うとこれは大人のリカレント(学び直し向け)でもあるんです。
誰が使っても構いません。そこまでお金がないからと言われたら・・・と提供しました。
加えてそれでもうまくいかないならラプサポを利用してね。と言うイメージです。
ちなみにラプサポの中に上記のオンライン教材は含まれています。
費用を最低限に抑えて結果を出すには
結局のところ独学力が必須ということになります。
私なりの金言ですが、
お金がないなら時間を使え
時間がないなら知恵を使え
知恵がないならお金を使え
と考えています。
なので時間を使ってお金を一部貯めて、こういった買い切り教材を使って知恵をつけて自分の糧にしてくださいというイメージです。
「簡単に儲かる!」というキャッチフレーズに騙されやすい人はこの3つのどれも使わずにできるものと勘違いしてそういった商法に騙される人が多いように思います。
なので知恵をつけて欲しいと考えています。
その知恵を生かして価値を生み出しお金をいただく、それが仕事になると考えています。
そして進路も不安というので
毎回の成績しか見えていなかった親御さんが次にぶつかるのが進路選択の壁です。
家庭内が大揉めすることは必須のイベントです。家庭教師をしているのでそういった相談はよく受けていました。
もう指導が終了した後になってしまったのですが、今後そういった家庭は増えると見込んでいるのでこういったマップを作ったのです。
家庭教師は「なんでも屋」
オンラインであっても対面を私の場合、変わらない部分もありました。発達障害など特性がある子も受け入れることはあります。そうすると接し方や学習スタイルもその子向けに最適化させる必要が出てきます。
またストレスで薬を飲みながら学校に行っている、という場合など何かできることはないかと聞かれれば、雑務的な部分と食事、そしてfodmap(体質に沿った栄養管理方法の一つです)をお伝えすることもあります。
成績アップを簡単に捉えると高額な学習費用の割に結果が出ないということもあります。
勉強以外の要因が大きく占めることが多いのです。
道徳教育と生きる力
貴賤意識
家庭教師ではいろんな事情を抱えたご家庭を垣間見ます。
コロナ禍の影響でオンラインに切り替えましたが、公立に通うご家庭、私立に通うご家庭、そして地域格差色々と違いも見えてきます。
そしてそこで垣間見えるのは貴賤意識もあります。これは大なり小なりみんな無意識的にもあるものと思います。
けれども日本の場合はここの道徳教育が疎かな部分もあるので教育的質として北欧に劣っているとも感じています。
北欧教育では仕事には資格をかなり細分化させています。そして仕事に就くには必ずその資格を持っていないと就くことができないというシステムです。
この部分が大きく日本と異なり、リカレント教育が進んでいるという印象です。
このシステムと徹底した道徳教育があり、どのような仕事にも敬意を払うというのを重んじています。
理想としてはこれが叶ったらいいなと思っています。
個人的な考えとしては忍耐力と継続力、要するに根性がある上で無駄なプライドを無くしてしまえばどこに行っても大抵は生きていける。という考え方です。
日本人が幸せになるには、この貴賤意識を減らすことが重要かと思います。
昭和の時代では今よりもよりこの意識が濃かったので、多様化の流れで徐々に薄くなることを期待はします。
生きる力
生きる力、専門用語で「非認知能力」と言われています。
目には見えず点数化することのできない能力群です。
20代半ば頃、初めてこの言葉に出会いました。
そして大学の頃から家庭教師を教えていたことやそれまでの社会人経験、そしてマズローの5大欲求より精神的な成長のフェーズの仮説を立てました。
自己実現までいくと幸せになれるのではないか?(よく言われていますね)
他責ではいられない
また自己決定権を持っている、そしてそれを自分で使う。ということに重きを置いています。やらなければずっとやらされた感、そして最終的には何か悪いことが起きれば人のせいにしがちです。「〜さんが言ったから!」もそうです。
そう言った人間的軸がとても重要だと感じています。
まとめ:ものづくり人材育成を通した生きる力
アウトプットしたものが認められることで自己有用感を得られると考えています。
そして日本は資源が乏しいです。迫害され続けたユダヤ人のように彼らの知恵や工夫を手本にしつつ価値を生み出す必要があると考えます。
加えてお金の話も大事です。となると数字はマストです。資源の乏しい中で何か生み出すとなると知恵がマストです。そのような能力を身につけられればと考えています。
そして暗い話を子供達に伝えてもしょうがいないので楽しみながらそうした能力を身につけられればと思います。
余談:知っている人少ないかも?
選挙離れの話
よく市議選や県議選、または衆参両院のそれぞれの選挙。
マニフェストが掲げられていますね。
内容よくみると資本主義と社会主義の内容がスクランブルエッグ状態になっています。簡単にいうと自由と平等が混ざっている。正直なところどちらかを選ぶとどちらかは選べず、両立させることは不可能です。
けれども耳障りのいいことを言おうとすればどちらも書くしかならず、動きも膠着してしまい、何もしないという状態になります。どちらかを進めるとバランスがおかしくなるからです。
選挙は一人一人の決断が必要な場面です。そして議員さんも尖った政策で行動しないとなかなか社会を変えるのは難しいというのがわかります。
特にこの辺りは学生さんからすると「所得倍増」「医療福祉」とか漢字が横並びして考えるのを停止させようとしているのか?というぐらい字面がつらつら並びます。
結局どうしたいの?一言でどうぞ。
に答えられる人方も少ないので投票率が低下している要因にもなっているとも思います。
コミュニティと多様性
もう一つ気付かれにくいものとしてコミュニティと多様性の話があります。
実は多様化が進むとコミュニティは希薄になり無くなるそうな。
岡田斗司夫さんが申していました!私はすごく納得してしまいましたね・・・
何か会話の落とし所がなかったり誰かの突出した個性を全部多様性の一言で済ませるのでとても都合の良い言葉になりました。
ただ人付き合いのめんどくささを削った結果、コミュニティが希薄になり多様性に向かっている、けれども皮肉にもお次は孤独感を募らせた人が全国至る所にいる。
ということで多様性とコミュニティ(一様性)は振り子のように行ったり来たりすると考えています。