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事務所のリノベーションは女一人でもできる話 後編
さて前の投稿に引き続き後編です。
事務所のリノベの許可は得ていますが、いろんなところが崩れ落ちます。柱しか残らない。なんてことは鉄筋なので大丈夫ですが、それくらいヒヤヒヤはします。
できるところをやっていく
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部分的に剥がしながら、エアコンと取り付けと電気を蛍光灯からダクトレールへの交換のために電気工事士さんにお願いしました。
エアコンも相談したら中古のものを抑えてくださり。感謝しかありません・・・。
そして前の住人が勝手にいじったのか、それとも頼んだ業者が酷かったのか・・・配線管理が杜撰でした。加えてブレーカー裏側の被膜がない線まで見つかりました。怖すぎる・・・
通電確認時にショートした?というような音がしたので電気工事士さんと私とでオロオロし始める。結果、配線がどこがつながっているか確認がしっかりでき、無事取り付けることができました。
コンセント裏の配線系統はWが白線が入るようになっています。基本中の基本です。
私は前職の経験もあり多少のことなら電気系統のことはなんとなくわかります。
今回は冷や汗シーンもありましたが、しっかり知見と経験のある業者さんを紹介してもらってよかったなと思いました。資格持っててもモグリのような業者さんはどの業界にもたくさんいるので気をつけてください・・・。
メリメリ、ボロボロと・・・
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壁紙を貼り替えるか上からモルモルで塗るだけを想定していたのですが、石膏ボードがボロボロと・・・次のような状態になりました。
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まさかこんなところで武道系の部活経験が役に立つとは(え)
ボロボロと下の方から石膏ボードが崩れていたので剥がしていたのですが、バールはないし、腕は疲れるし・・・畳3畳分ぐらいは裏表でありそうなので、エイヤーと蹴って飛ばしました。
するとアルミフレームのお目見えです。
加えてアルミフレームは部分的に小範囲ですが溶接されている・・・
うーん。この状態で1日放置して、寝ながら剥がす方法を考えました。
最終的にはドリルで部分的に徐々き削り飛ばす+テコの原理でフレームを外すことができました。この作業が一番キツかったかなと思いましたが、次の作業が一番かもしれません。
石膏ボードをはめる
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綺麗さっぱり。アルミフレームは、次の日に汗だくでなんとか剥がすことができました。
そして問題の壁です。鉄筋の赤いフレームに縦に出っ張りがあります。
あれがあるために、その段差を埋めるように向かって左の壁はセメントが塗られている様子です。
右側の合板は剥がしていきますが、全部外してできるか不安だったのでサンダーや塩素で黒カビ撃退しながら、残せるところは残しました。鉄筋系の作りなので、侵食することは少ないかも?ですが、またリノベが必要になったら動きます。
そしてこの状態から石膏ボードをこう!!
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仮止めをしたりして全体の寸法をみていきます。
石膏ボードはカッターで簡単に切ることができます。
そして右側には石膏ボード用のビス(地味に高いし、大量にある。そしていらない・・・)をつけまして、左側にはまたセメントやらで石膏ボードを貼り付けていきます。
隙間はシリコーンコーキングさんの力を借ります。
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壁ができてからは早いです
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手伝いに行くね!と言ってくれる友人知人がいて幸せなのですが、なんせここまでの状態を手伝わせられないな・・・まず繋ぎやヤッケの準備をお願いします。なんて言えません。
ということで一番楽しい時間がやってまいりました。
モルモルタイムです。
調湿性の面を考慮すると漆喰ぬれーるさんが良いのですが、塗りやすさを今回は優先しました。楽しいです。もったりしてました。全体で8~10畳ほどの広さなので2缶買いました。十分足ります。
ちなみに漆喰ヌレールさんはこちら
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白いへやを作っていけてます。
このあとは掃除と内装設備面に入ります。
さあ仕上げ!
ここまできたらウキウキワクワクのレイアウトや机関連です。
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タイルカーペットはホームセンターダイキさんが一番安いのでそちらで。
そしてテーブルを作ってますが、木材は西村ジョイさんで。
机の足はAmazonさんでずっと目を光らせておりました。
平衡が保てれば多少の左右の揺れは気になりません。天板にパイン集成材を使用しているのですが、そり返りが怖いので裏板を取り付けています。
左右の揺れが気になる場合は貫を天板裏につけるように工夫すると良いです。
そして部屋の奥にはラブリコによって2バイ4材が鎮座しております。
ラブリコ無双状態
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とてもいい感じに仕上がってきています。2バイ4で棚をちゃっちゃと作りました。
ちなみにインパクトドライバーは格安でゲットできたのですが、3way仕様にも使えるこちらを購入しました。
刃物メーカーの高儀さんから出てるインパクトドライバーです。
なかなか使い勝手が良かったです。バッテリータイプなのでコードレスでじゃんじゃん作れます。
カバンが柔らかいので賛否はありそうかもです。
完成!
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ヒンメリなんかも飾ったりして。
STEAM、ものづくり塾らしさを演出しました。
なかなかに居心地の良い空間に仕上がっています。
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外観はこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1687423391159-dFj22nZza3.jpg?width=1200)
実はポストも自分の好みに変えたのです。白がかわいいかなと。
看板のラプラスの文字は3Dプリンターで出力しています。
自分でデータは作ったのですが、中古で購入したEnder-3が故障していたみたいで、知り合いにちらっと話すと出力してくれました。神かな?
屋号の下にはアクリル板にQRコードを透明シールに印刷して貼り付けています。
実はアクリル板の裏から貼っているので綺麗に見えます。
店舗やガラスに貼る際は左右斑点印刷して、屋内側から貼ると外から見て綺麗に見えると思います。
そして虫除けと景観的にユーカリを植えました。
植木鉢となるOSB材でできた木製の鉢はオリジナルです。下の水受けも100均のセメントで作りました。
今の事務所はこの写真よりもパワーアップしていますが、また載せるようにします。
使ったものたちの紹介
使ったものたちも一気に紹介していきます。
ダクトレール用のソケット。これが一番やすい。
LEDはこれが良かったかな。
天井を白に塗りました
このポストは安くてかわいい。
カットが手間ですが、いい目隠しになります。UVカットモハイッテマス。
このアクリル板がホームセンターより安かった。厚みと透明度もよし。穴開けて使ってます。
玄関のロゴはこれで自分でカットして作りました。
予算がまだあればプロッターが欲しかった・・・
円切りカッターもこのためだけに買いました。こういうのは100均よりも・・・ですね。
ヒンメリはダクトレールのところに紐で引っ掛けています。それがこれです。
こんな感じです。
ものづくり塾として
理数教育を意識したものづくり塾としてスタートさせます。7月から随時どんどこ集客を頑張る予定です。
そしてgoogle mapなどに登録してると見知らぬ番号からかかってきたりするのですが、集客営業の電話だったりです。
営業にビクビク怯えながらも頑張っていきます。
ものづくり塾 Lar-plus
・STEAM教育
・理数教育(リカレント含む)
・ジャーナリングサービス