雑記225。辞令。
なんだか年明けに辞令がおりるそうだ。
なんだか、なんて知らないフリをしているようだけど、
もちろん知っている。少しお給金が上がる話だ。
思えば、だいぶ予定より遅れている。
東京オリンピックには元いた場所に帰ろうかと
思っていたくらいだから。
人生とはうまくいかないものだ。
とは言うものの、人生とは分からないものだ。
捨てる神あれば、拾う神あり。
どこかで誰かが見ていたりする。
世の中は誰も助けてはくれない。
自分の身は自分で守るものだと心に誓って、
心の中で刀を常に抜く準備をしていた。
寄らば切らん。
戦い続けた結果。
道半ばで倒れた同僚もいる。
それでも日常は続いていく。
明日は我が身。
組織の部品。
味方だと思っていた者は敵。
敵だと思っていた者は味方。
そんなこともあり、前例なんか当てにならない。
斬る、斬らないをその場の判断で自分で決めて、
斬ってきた。間違いもあったかもしれない。
とにかく斬った。
たどり着いたところからの眺めは
人間の醜い部分が見える小さな丘だった。
自分の身の保身だけを信条に動く人間の組織。
化粧はうまいけど中身がない。
きっと無くなる。
本音の言えない世の中になりましたね。
いつの頃からか、忖度して何も意見を言わない事が
利益になるような。それは自分の利益だけしか
見えていないけどな、と。
そんなこと言える分際でもないのだけど、
今からでも自分は周りの利益に少しでもなる
生き方をしよう。そうしよう。
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