毒親育ちの成れの果てレナータ

毒親に育てられ 立派なうつ病患者のできあがり★ そんな半生を振り返ってnoteに記してます ※自己啓発・お金儲け・スピリチュアル系に まったく興味ありません 支配型毒親/うつ病/線維筋痛症/学校制服/ジェンダー論/看護/クラシック音楽

毒親育ちの成れの果てレナータ

毒親に育てられ 立派なうつ病患者のできあがり★ そんな半生を振り返ってnoteに記してます ※自己啓発・お金儲け・スピリチュアル系に まったく興味ありません 支配型毒親/うつ病/線維筋痛症/学校制服/ジェンダー論/看護/クラシック音楽

最近の記事

精神科入院とカウンセリング

真っ白い天井を見ながら 「ああ、母がいないってこんなに心地良いんだ。」と、ふと思った。 精神科に何度目かの入院をした。 拒食症がひどくなったり、自殺未遂をしたり…。 今回は、同居している母と離れるための、 一時避難的な入院だった。 「お母さんと距離を置いたほうがいい」 何度も主治医に言われてきた言葉だ。 私はうつ病と摂食障害を長年患っていた。 それでもなんとか仕事をして、自立してきた。 だが、数年前に線維筋痛症に罹った。 身体中が痛く、歩くたびに股関節に響き 跛行が現れ

    • 全然スキもらえない インスタの犬垢のほうがよっぽど❤️もらえてる笑

      • らしさなんて銃で蜂の巣にしてやんよ

        らしさなんでクソ喰らえ 窮屈なんだよ 私は私だマジ卍だ 私のジェンダーへの興味は 般教の社会学と 短大のゼミの女性学 それと社会言語学をベースにした ジェンダー論者聖子ちゃんの存在 その3つが基礎になっている まず社会学の講義で知った ドラマツルギーアプローチという概念が とても興味深かった ドラマツルギーアプローチとは "様々な「役割」をもとにコミュニケーションを行っていて、 自分と他者はそれぞれ居合わせた場に応じた互いの「役割」を認識し、 その「役割」に沿って振る舞

        • ここで働かせてください!

          「嫌だとか、帰りたいとか言わせるように仕向けてくるけど、働きたいとだけ言うんだ。辛くても、耐えて機会を待つんだよ。」        千と千尋の神隠し 冬になる頃には 私はすっかり元気になっていた 編入してからやりたい事を 描けるまでに回復していた そんな折 ゼミの面接があるという報せが届いた なんでも希望しているゼミの倍率が 10倍を超えているから面接で決めるとの事だった これはピンチだ この大学にはプレゼミがあって 2年生のうちからある程度ゼミができあがっている プ

          道に倒れて煉獄さんの名を呼び続けた事はありますか?

          「己の弱さや不甲斐なさに どれだけ打ちのめされようと  心を燃やせ  歯を食いしばって前を向け」 吾峠呼世晴『鬼滅の刃』集英社 煉獄さん… 燃えたよ 真っ白に… 真っ白い灰になったよ…… 合格圏にたどり着いた証 それがはなまるだ はなまるをもらってから 急に勉強するのが怖くなった はなまるをもらえなかったら どうしようと思っていた 勉強に身が入らなくなり 予備校に行くのが ひどく億劫になった ………疲れた もう頑張れない… バーンアウトになりやすい人は キャパ以

          道に倒れて煉獄さんの名を呼び続けた事はありますか?

          年金狂詩曲

          私は精神障害者年金を受給している 等級は1級 診断名はうつ病だ リアルでこの話をすると 大抵ややこしくなるので 誰かに話す事はしない 受給してかれこれもう10年になる 今年は異常事態が起きた これは誰かに知ってもらいたいほど 憤っているので 興味とお時間のある方は 是非読んでいただきたい 審査の更新年だったので いつもどおり診断書をお願いして 精神保健福祉士からの聞き取り調査も受け 無事提出した 1月末の事だ いつもなら3〜4ヶ月で審査の結果が出るのだが 待てど暮らせ

          悪魔的‼︎編入は鉄骨渡り…‼︎

          迷ったら…望みだろ… 望みに進むのが気持ちのいい人生ってもんだろっ…! リスクを恐れ動かないなんていうのは 年金と預金が頼りの老人がすることだぜ!    福本伸行『賭博黙示録カイジ』講談社 秋も深まると 編入志望の子たちと さかんに情報交換するようになった そこで知ったのは 編入予備校の存在だった 私は2年生になり そこに入学した 土気色の顔をして死んだような目で でも必死明日を探しているような そんな人が大勢いた ここはさしずめ地下労働場だ みんなここから這い上が

          悪魔的‼︎編入は鉄骨渡り…‼︎

          GAPのパーカーを着て中指を立てる

          あの時の私は GAPのパーカーを着ている人を 一人残らず滅ぼしたかった GAPが嫌いだったわけではない GPAがヤバかったのだ 単位がヤバい… 正確には評価がヤバい 単位が取れなくてヤバいのではなく GPAがヤバいのである 私の行っていた短大は セメスター制で半年分で成績が出る うわー Bばっかり… そりゃあ1限をできる限りサボってたら こんなもんだよね うちの短大は出席厳しいもん… 私は卒業後は大学に編入するつもりで この短大に入学した MARCHの短大なら 姉

          GAPのパーカーを着て中指を立てる

          聖子ちゃんはtheyを奴らと訳せと言った

          「私、松田聖子と同じ年に結婚して離婚して再婚してるのよ。 聖子ちゃんとライフサイクルが同じなのね。」 前期とは打って変わって まじめに勉強をし それなりの成績で良い評定が出そうだなと  思っていた頃 ひとつの大きな出会いがあった その人は英語の外部講師の聖子ちゃん 知性美が溢れるような見た目 歯に絹を着せぬ物言いでありつつ ユーモアたっぷりの話しを聞かせてくれ 「出会ってから半年過ぎても手を握らない」彼氏はぶっ飛ばしそうな人だった この講義の時間を私は楽しみにしていた

          聖子ちゃんはtheyを奴らと訳せと言った

          ママー・ポッターと大学の呪い

          親の言葉は呪いに近い 名前を言ってはいけないあの人は 闇の魔術で私を縛り続ける 私は短大に進学する時に 必ず四年制大学を卒業する事を 母から約束させられていた 「必ず編入して四年制大学を卒業しなさい」 短大に入学した時点で 母なりに高望みはしなくなった 以前の母なら 「必ず姉妹校のMARCHに編入しなさい」 だとか 「必ずフェリスに編入しなさい」と 言っていただろうなと思った 少しハードルは下がったことになる そこは少しの安心材料となった ママー・ポッター またの名は

          ママー・ポッターと大学の呪い

          パトラッシュ…もう疲れたよ…

          モーツァルトは20歳の時に すでに宮廷音楽家だったというのに 私は私は二度目の受験生であった 志望校は決めたのはもちろん母だった 「フェリスにしなさい。お母さんフェリス好きだわ」 という母の声に 私は… 音大を辞めてすぐ予備校を探したが 不真面目な予備校生の見本のような生活をしていた 男遊びして また男遊びして… それから読書をしまくった 村上龍や山田詠美や純文学を よく読んでいた もともと読書好きなのだが 高校生と音大時代は 時間と心の余裕がなくて 読書していなか

          パトラッシュ…もう疲れたよ…

          音大を辞める時 わたしの自我は消えた

          支配型毒親は 「あなたのためを思って」が常套句で 子どもを管理しようとする 子どもを自分の所有物だと思っている 退学話を持ちかけられてから すべて母が主導してご挨拶や手続きが 流れ作業のようにするすると進んでいった 私は悩む間もなかった ふわふわと夢のなかにいるような感覚で 時間が経っていった   まだ足掻き続けたかったのに 辞めさせられる事への逃避だ その頃の記憶がほとんどない 「何かがおかしいと思っても【恐ろしそうなことは見たくない】とばかりに目の前にカーテンを下ろ

          音大を辞める時 わたしの自我は消えた

          音大を辞めろと母は言った

          1千200万をかけて入学した音大を 入学半年後 母は退学しろと言った とある年の4月 無事音大に入学した 師事する先生は声楽学科主任教授だったので 上手な学生ばかりが 集まっていた 成績優秀で学年1番上手な子もいた 私より歌が上手くない子は いたのかな… 下から数えたほうが早いのは確かだ 高校と同じく鶏口牛後の逆パターンだ 発表会やホームレッスンで 見知った顔ばかりで ほかの学生の力量は分かっていた だが できる集団のなかにいると おそらく普通レベルの自分が ド下手

          音大を辞めろと母は言った

          カネと音楽の本当にあった怖い話

          地獄の沙汰もカネ次第 音大受験もカネ次第 壮大な重課金ゲームのご紹介! カネと音楽 音大に入るまでに1千万円かかると さらっと書いたけれど これは結構な金額だ 年収1千万プレイヤーには 街で石を投げてもそうそう当たらない ちなみに音大の学費は高く 初年度納入金は200万をゆうに超える ところで私が受給している 私が今受給している障害者年金は 年額100万弱だ まるで落武者… 卒業するまでには2千万 ちょうど老後資金として必要な額と 奇しくも同額である カネがなければ

          カネと音楽の本当にあった怖い話

          主体と客体が入れ替わる下克上

          主体と客体が入れ替わる時 自分のために頑張る 自分の道を拓くために 母はもちろん 父も音大受験には反対だった だが娘の教育のキーパーソンは母 母を落としてしまえば大丈夫だと踏んだ 音大出身の部活の顧問にも相談した 「やっぱり親御さんの協力がないと難しい」と言われた それは分かっていた いくら合唱部で頑張っても駄目だ 音大受験をするには 受験生を受け持つ力のある先生のレッスンを受けなければならない 週3のレッスンで 大体合格するまで1千万はかかると聞いた ここまでかか

          主体と客体が入れ替わる下克上

          自我芽生えた操り人形

          なんとか母の第一志望の進学校に引っかかった 母に怒られたくない一心で受験勉強をしたせいか 模試ではぎりぎりだったが 最後の追い上げで まんなか辺りの成績で合格した 私は併願校の カトリックお嬢様学校に進みたかった のんびりしていて男子が苦手な私には 誰が見てもこの高校のほうが向いていたと思う お嬢様校の合格発表では 誉めてもらえなかった お祝いなどあるわけなかった 母からしてみれば 合格して当然だったのだろう 結構頑張ったんだけどな そして 小さい頃から発揮してきたスキ