推しへの小話

　去年の11月にそれは現れた。私がやっているゲーム、ブルーアーカイブの公式Twitterはメインストーリーの更新を予告した。2ndアニバーサリー以来の更新。楽しみにしていた私は大学の帰り道に家まで我慢できずにそれを読んだ。

　現れたそれは、最初はシルエットだけだった。名前は「桐生キキョウ」。シルエットだけで、ん⁉️なんか癖なキャラくる⁉️😇と思ったのを覚えている。まぁそれはそれは可愛いキャラクターだった。初登場時にビビッと走るような好きを感じたキャラクターは東方天空璋(2017)が発売された時に新キャラとして登場した丁礼田舞以来だった。

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　そんなキキョウちゃんの誕生日が8月8日だった。私と誕生月が同じはもう運命じゃんと、やいのやいのとブルアカにログインする。ロビーにはいつもキキョウちゃんがいる。誕生日にキャラクターをタップすると、誕生日限定のボイスを聞くことが出来る。

おほっ🤤

え

ｶﾊｯｯｯｯｯｯｯｯｯ(  ´ཫ`  )

　この日の予定はインターンシップとライブが入っていたので、それを推しにキャンセルさせられるのが面白すぎた。そして最後のセリフなんだよ！ズルいだろ！作戦参謀にしてやられたよ！いいよもうどこへでも連れてってやるしいつまでも一緒に居てやるよ😭😭😭😭とキモオタ感情がのたうち回った。

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　ブルアカには、生徒との絆ランクというものがある。これは生徒と先生の絆が深まっていくもので、育成すると100まで上げられる。しかし、20まで上げるのも結構骨の折れる作業。50までいったらもう素晴らしいまであるものだ。多くの先生が推しキャラと絆ランクを50にしたり100にしたりしているのを見て憧れて、私は無課金なりに細々とキキョウちゃんとの絆ランクを上げていた。そして迎えた8月8日のこと！

　この画面が表示されたのはインターンシップが終わって、ライブの会場に着いて指定席に座って開演を待っていた時だった。公共の場なので騒げなかったのは惜しいが、推しの‼️誕生日に‼️私は‼️偉業を成し遂げた‼️とホクホクだった。

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　これまで3年間プレイしてきて、生徒みんな大好きなのだが初めて明確な推しが出来て、この強い先生特有っぽい称号を手に入れられたのもとても嬉しい。3年前に現れた広告、その世界観に一目惚れしてプレイし始めた先見の明しかない高校生の私を撫で回してやりたい。この前更新されたメインストーリーは夜中に号泣しながら読んでいた。コンビニでブルアカウエハースを見つけてあるだけ全部買ったらシークレットのアロナが出た。アニメも撮りためたものを全部見てそれも泣きながら見ていた。未だに円盤高額すぎて大学生ポチれていない。

　トキの誕生日にキキョウの誕生日の話をしてしまい申し訳ない！！！！！！以上！！！！