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お嬢様言葉のマッチョ


「7-38-55」
これなーんだ。
答えは下の記事をチェック!



どうも、令和の尾崎放哉ことまるまるです。

屁しても陰キャぼっち(自由律俳句)

紅葉だよりに旅心をさそわれる今日この頃、読者の皆様におかれましてはどうお過ごしでしょうか。

私は雪国の生まれではありますが寒さを苦手としておりまして、激しい夏の暑さから徐々に肌寒い季節への移り変わりを感じると少し憂鬱ではあります。



皆さんは、「面接」を受けたことがあるでしょうか。
受験や仕事など多くの場面で面接を受ける機会があると思います。現代日本においては面接の力はかなり重要なファクターの1つでしょう。

そんな面接に関して興味深い知見があります。
それは「メラビアンの法則」です。

感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。

Wikipediaより引用


つまり、「見た目が1番大事!」ということです。

嘘です。

メラビアンの法則を第1印象は見た目が大事という文脈で持ち出すのは誤用に近いです。
メラビアンの法則はコミュニケーションにおいて目や耳から受け取った印象が異なる時、視覚情報から得た印象が優先されやすいというだけで、印象の半分は視覚情報で決まるとは言っていません。

それでも、どんなに良い事を喋っていても見た目がだらしないと、見た目の印象に引っ張られてしまう場面はあるということなので見た目を整えるのが無難な選択ではあります。


では相手の見た目が見えないオンラインでのコミュニケーションはどうでしょうか?

まずは、単純に視覚情報がない場合のメラビアンの法則を考えてみましょう。
視覚情報の55%を言語情報、聴覚情報が5:38で補完すると仮定すると、複数の情報が矛盾したときの印象には、話の内容などの言語情報が16%、口調や話の早さなどの聴覚情報が84%影響すると言えそうです。

私は、ゲームを通して知り合った様々の人達と通話をしてきました。その経験と照らし合わせると、自分が感じる通話相手の印象にはその人の喋り方がかなり影響してきたと思います。

私の感覚ではありますが、喋り方が陽気に感じる人はかなり強い言葉(意としては過激な言葉)を使っていても印象はさほど悪くありません。逆に喋り方が乱雑な人は使う言葉が普通でも印象が悪くなりがちです。


本記事のタイトルは「お嬢様言葉のマッチョ」でした。
「お嬢様言葉」と「マッチョ」は、あくまで私個人の感覚では矛盾した印象を抱かせる情報です。メラビアンの法則に即するとすれば、上記の2つの情報を持ち合わせた人の印象には「マッチョ」が強い影響を与えます。

しかし、私が「お嬢様言葉のマッチョ」とコミュニケーションを取った時、おそらく「マッチョ」よりも「お嬢様言葉」の方が印象に強い影響を与えると考えています。

それはなぜかというと、私は視覚情報がない状況でのコミュニケーションに慣れているため、私が他人に抱く印象にはその人の見た目よりも喋り方が強く影響を与えると推測できるからです。


このメラビアンの法則から外れた状況、「メラビアンの法則破り」は私だけでなく日本の若い世代にも当てはまると思います。

若い世代が持っている(だろうと私が思う)髪型や髪色、服装、広くはタトゥーなどの見た目の情報を個人から切り離す価値観は、多様性を重視する社会ではスタンダードになるでしょう。

私は特異な環境によって「メラビアンの法則破り」の価値観に近づきましたが、時代に適応するためにはさらに踏み込んで考えていく必要があるのかもしれません。

考え方を変えるということは難しいことです。
まずは他の考え方を知り、複数のものさしを自分の中に持つことから始めてみませんか?



どこぞのオンラインサロンの勧誘になったところで、今回は筆を置きたいと思います。

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それではまた見てね〜!
(ED:SUMMER TRIANGLE)




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