長期休暇は旅行ツアーに参加して「決断と気配りの休息」をとろう
※ヘッダー写真は、私のために砂漠でランチを準備してくれているガイドさんとドライバーさん
学生時代よりツアーに頼るようになった
GW中のモンゴル旅行で、久しぶりに数日間にわたるツアーに申し込んで、全部決めてもらえるって最高だなと思った。
大学生の頃はパッケージツアーはもちろん現地ツアーもあまり利用せず、なるべく全工程を自分で決めて手配して、いかにより安く済ませられるかに心血を注いでいた。
それが最近では海外に行くとほぼ毎回現地ツアーに申し込んでいる。
今まで自分の変化に意識的になったことはなかったのだけれど、今回私市場最長の5泊6日ツアーに参加して、どうしてこんなに現地ツアーを欲するようになったのかよく分かった。
理由は単純で、せっかくの休暇中に「決断」も「進捗確認」もしたくないから。
なにせGW前の私は仕事に疲れていた。
カッコつけた言い方するとプロジェクトリーダーをやっていて、毎日毎日あれこれやることを決めたり、計画に対して遅れがないか気を配って進捗管理したりする。
それがもう疲れっちゃって疲れっちゃって。
別に予約した時点で意識していたわけではないのだけど、ツアーに申し込んだおかげで6日間なんの決めごともしなくて良くて、ちゃんと予定通りに進めているかも確認しなくて良かった。
それが本当に幸せで。
次に行く場所も行く順番もツアー会社が決めてくれているし、旅程に遅れがないかの確認・遅れたときの調整も全部ガイドさんがやってくれる。
決めなくていい。確認しなくていい。ただぼーっとしてガイドの言うままに連れられて行けば望んでいたものに辿り着ける。思い出しても天国だ。
そんな天国のような時間もあっという間に終わり、約2週間ぶりに出社。休みボケが完治していないような感覚で久しぶりのミーティングに挑んだのだけれど、不思議や不思議。
なんだか休み前よりも頭がクリアな感じで、いつもよりトントン話が進んだ。
人の決断と気配りには限界がある
多分だけど、人には「決断」と「気配り」の限界値があるのだと思う。
休み前の私は決断力も気配り力もゲージが底をつく寸前だったのだろう。
そしてGW中に2つの力をほぼ全く使わなかったことによりゲージが復活した的な。
そんなわけで、大人になるとツアー手配に頼りたくなる原因は、よく言われるような「学生時代よりもお金は増えるけど時間が無くなるから」だけではない。
大人になると普段の生活で「決断」「気配り」のゲージを消耗しすぎるから、その回復として旅行ツアーに全身を委ねたくなるのだと思った。
さてさて、私のゲージは8月の長期休暇まで持つのかしら…?
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