妊婦さんはお水をたくさん飲もう
妊婦さんは赤ちゃんを守る羊水のために水分が必要になります。
体外からの衝撃からも守ってくれます。
綺麗な羊水で赤ちゃんを守るために、ママ自身のために、水分補給の必要性をまとめてみました。
1.お腹の赤ちゃんのために
・ママの血液量は妊娠していない時と比べて約40%も増加します。
たくさんの血液量をお腹の赤ちゃんに送るために血液濃度をさらさらにしておく必要があります。
・水分が全身に行き渡ると、胎盤を通して赤ちゃんに栄養が行き渡ります。
・赤ちゃんは羊水を飲んだり出したりして呼吸の練習をしています。
・赤ちゃんを低酸素状態にしないため
・赤ちゃんが羊水の中で自由に動き回れるように
2.ママのために
・血液量が増えることによって水分補給は必須です。
・運動不足による、むくみ、便秘予防になります。
・妊娠初期の肌荒れを防ぎます。
・頻尿になりやすくなるため水分補給が必須です。
(赤ちゃんが大きくなると膀胱が圧迫され、尿意を感じやすくなります)
・膀胱炎を防ぎます。
・汗をかきやすくなっていて脱水症状をおこさないため。
・つわりで気持ち悪い時には氷を口に含ませて少しずつ溶かしていきましょう。
・糖尿病と同じような症状が出てしまうことがあるので、血糖値を下げる効果のあるバナジウム水(軟水)はおすすめです。
※ミネラルが多い硬水の飲み過ぎには注意しましょう。
水分は1日2ℓ程度必要とされています。
妊娠前に比べると500ml〜1ℓ多く必要になります。
3.赤ちゃんは綺麗なお水で満たされる
妊婦さんはとにかく喉が乾くと言われますが、飲んだお水が赤ちゃんを守り栄養になります。
羊水の量は妊娠週数が進むにつれて少しずつ増えていき、ピーク時は約800mlになります。
妊娠後期になると、赤ちゃんは母乳を飲む練習のために1日に約500mlの羊水を飲むようになります。
赤ちゃんはお水を欲しています。
赤ちゃんの約8割は水分です。
綺麗なお水で赤ちゃんが満たされますように。
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