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ラオスの人から学んだストレスを最適化するという事

非常に久しぶりの投稿になってしまったけれど、色々と転換することもあり、心機一転新たに投稿を開始しようと思う。
と、その前に現状を少し。

今まではラオスの農場にがっつり暮らしていたので、そこで起こるあんなことやこんなことなどをざっくばらんに書いてきたのだけれど、今は行き来する身。むしろ日本の比重が非常に多い現状。

目まぐるしく変化する自分とその周りの状況に、目がくらみそうになりながら、あぁ、ラオスにいた時と心も体も変化しているな~と感じる日々。
そんな中、ㇷと思い立つ。
「何がそんなに違うんだろう?」
と。

一方で、私たちが作る製品についてももう一度見直してみた。
私たちはどうしてシルクケアという製品を作っているのだろう?
どんな人にこれを使ってもらいたいのだろう?
ケア製品といっても決して着飾りたいわけではない。
よくよく考えホームページも一新した。

ホームページの文言を一つ一つ確認しながら、ラオスで感じていたことと日本の現状を思い出しながら、一つのテーマが思い浮かぶ。
それが現代人の悩みの元
ストレスだ。
シルクでケア製品を作っているのも、よくよく考えると肌のストレスを最適化するためなのだ。
肌にストレスをかけないだけで肌は健全な状態に戻っていく。肌が弱い人が使えるのも、ストレスが限りなく低いってことに起因する。

そしてなによりラオスのみんなから学んだことは大きい。
彼らはとってもストレスとの付き合いが上手だった。

そんなわけでこれからしばらくの私のテーマはこの
ストレスを最適化する方法
を注意深く観察してみたいと思う。

ストレスは無くていいわけじゃない?

さて、私は先ほどから「ストレスをなくす方法」ではなく、「最適化する」と書いている。これは私の一つのこだわりの部分。
ストレスをなくすって書けばいいものを、なぜわざわざ回りくどい言い方をするのか?
その答えは、適度なストレスは人が元気に暮らすうえで必要だからだ。

先日学者から聞いた話でもまさにその通り。
もし人がストレスのない環境で育てば、気力・生気がなくなり、力が出ていかないんだそう。
さらに無音というストレスのない環境では人は良く寝れない。
焚火とか雨の音という一種のストレス環境にあると、人は最も眠りにつけるのだとか。
焚火の環境は、獣が襲ってきてもいつでも起きて対処できるという眠り。これが最適な眠りというのだから、人の体は実に面白い。

ラオスの人はストレスの最適化が上手

というより、朝から昼まで適度なストレスが彼らをとりまく。
ニワトリの声で目覚め、朝日を浴びて1日がスタートする。
朝からのごはんは、庭に何かを取りに行くことでやっと朝ごはんが開始される。
自分でもそのような生活だったけど、これがなかなか丁度いい心地よいストレスなのだ。あのバナナが実ったとか、パパイヤがいい感じとか、探索から始まる1日。
で、お昼は長時間のお昼寝タイム。
夜は日が暮れたら、もう眠る時間。

これを繰り返しているのだから心が病むわけない。

さて、そんな彼らにはストレスがあるのだろうか?
その答えはもちろんイエス
その一丁目は人間関係だろう。

こう見えてラオスの人たちは差別意識が高い。・・・というと語弊があるかもしれないけれど、田舎あるあるで、噂話も大好き。
だけれど、そのストレスからはいとも簡単に逃走する。
これがラオス人のすごいところ。
だからさっきまで同調していたのに、いざ自分に降りかかろうとすると、他人のトラブルには自分は知らないとイキナリどっかへ行ってしまう。

そりゃぁラオスの人たちにストレスが無いように思えるわけだ。

見習いたいような、見習っちゃいけないような・・・笑

ストレスの最適化に大切な事

そんなわけで、ラオスから学んだストレスの最適化は・・・

まず大前提として、自然と触れる。本当に単純な事だけれど、やっぱり朝日を眺めて夕日を眺めて、木々に触れるのは大事だってこと。
「何かを足していく」のではなく、「今まであった当たり前の暮らし」をもう一度見直してみることが大事なんだと思う。

そして、本当にストレスを感じたら逃げること。他のことより、自分のことをまずは第一に考えること。無理して自分を痛めてちゃダメってこと。
逃げちゃっても大丈夫。なんとかなる。

さて、そんなわけでラオスの人たちの暮らしをどこか心の奥に入れながら、日本にいながらストレスを最適化する方法を探っていきたいと思う。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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kohji 南ラオス自然農園
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