小さくても強い!ラオスの生姜でジンジャエールを作ろう
ラオスのオススメ食材の一つ。それが生姜
原産地は不明なものの、ルーツがこの辺にあるんじゃない?と言う説があるくらい気候にあった食材。
日本のそれを思う浮かべていると、辛さも香りも全然違います!
日本のは食材って感じだけど、ラオスのは薬って感じ。
ラオス産の小さな生姜
そんなみんな大好きな生姜ですが、ラオスの生姜はひときわ小さい。
だから名前もキンノイ(キン:生姜 ノイ:小さい)
だけどその分高い香りと強い味がする。
インドで真面目に作っている日本のスパイス屋さんも乾燥生姜の香りにびっくりしたくらい。
実はこれ多くのラオス食材やハーブに言えることなんですが、小さいんだけど強いんです。
バジルも小さいんだけど香り高いし
ニンニクも小さいんだけど味がしっかりしている
種ということもあるんだけど、手を加えない土にもその原因があるのではと思う。
なお、キンニャイ(大きい生姜)と呼ばれる生姜もあるんですが、ウォンをはじめ農場スタッフは基本食べません。あの香りのない生姜ね〜なんて言っています。
キンノイは香りが高いだけでなく、どうやら効果も高いらしく、知り合いから面白い報告をいただいたので2例ほど。
例1 体ポカポカ 冷え性にはラオ生姜
生姜は使い方によって、体を冷やしたり温めたりするらしいですが、今回は暖かくなった方。
たまたまラオス農園に遊びきにてくれた友人に、朝から2〜3時間生姜剥きを手伝ってもらったら夜まで体がポカポカしていたらしい。
食べてもいないのに触っていただけで体ポカポカ。
今度は是非暑いラオスでなく、寒い日本で手伝わせて欲しいと言っていた。
ごもっともです。。。
例2 ずっと困っていた逆流性食道炎にもラオ生姜?
生姜は胃の調子を整えたり、吐き気を抑えたり、発汗作用があるので正に風邪にぴったりの食材。(食べ方やタイミングはよく調べてね)
ラオス産は特に胃の調子を整えるのに優れているのか、研究熱心な薬剤師さんが試したところ、自身の逆流性食道炎が治ったと報告をいただいた。
これは日本の生姜ではできなかったことらしく、彼女的には「まさか!?」だったらしいですが、おかげで私もますますラオス産生姜に興味が湧きました。
めっちゃ辛いジンジャーエールを目指し生姜汁を作ってみる
そんなラオ生姜どうやって使うのでしょう?
ということもなく、生姜なんで、もうどんな利用も可能。
もちろん大好きなカレーにはわずか入れるだけでも高い効果を示してくれるし、炒め物、汁物などなんでも、擦っても切っても大活躍。
かなり高い香りと辛味を提供してくれます。
でもこの辛く強い生姜の味を生かすのは・・・と言い訳しつつ
個人的にめっちゃ辛いジンジャーエール作りたい!
となったのでベースとなる生姜汁を作ってみることにした。
色々と試した結果、単に生姜を切って煮て、一日そのまま冷蔵保存が一番良かった。
辛さを強めたい場合はそこに唐辛子を入れてもオッケーという感じ。色々試した例をみてみよう。
試作1 生姜に黒砂糖で煮る
生姜に黒砂糖をまぶして放置。水が出てくるのを待って煮るだけ。
多分ほとんどの人がこっちの方がいいというのは分かっているけど、そして十分美味しいんだけど、ちょっと甘くなってしまう。黒砂糖ってのもちょっと曲者かも。書いていて思ったけどやし砂糖の方が良かったか?手に入ったら試そう。
試作2 生姜に蜂蜜で煮る
1同様の甘みを砂糖ではなく蜂蜜でトライ。山から採ってきた蜂蜜なので、個人的には1よりあっさりしていて美味しい
試作3 シナモンとかのスパイスと合わせる
シナモンやカルダモン、クローブなども色々なパターン入れたけど、
この辺は気分によって変わるし、ラオスで採れないし、
まぁ試してみたけどベストを出すのは断念
マトリックス的に組み合わせが多すぎて私には無理だ。いつかプロに任せよう。
試作4 単に煮るだけ
で、最後に行き着いたのがもぉメンドくさいし水入れて煮るだけ。せめて唐辛子入れるだけ。一日放置すると生姜から味が出て、めっちゃ辛い。まさに生姜の汁。これはいい!何せ楽 笑
これを作っておいて、その時の気分で砂糖入れてもいいし、蜂蜜入れてもいいし、スパイス入れてもう一度煮てみてもいいし。炭酸で割れば超辛いシンプルジンジャーエールの完成です。
庭からミントを採ってきてトッピングしたらなんともおしゃれな飲み物になります。見た目より辛いけど。
と、まぁこれはあくまで個人の趣味のお遊びです。
料理上手の皆様ならどんなジンジャーエールを作るでしょうか?
煮出した生姜は生姜煮を作ろう
結構な分量の生姜を使うのですが、これを捨てるのは勿体無い!
醤油と砂糖(もしくは蜂蜜)で煮詰めましょう。
十分味が汁の方に出ていますが、まだまだ出足りないようでかなり辛旨な生姜煮ができます。
ご飯のお供に最適です。
ということで、この生姜も今年は育ててみます。どうなることやら。
サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。