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手乗りワンコのショートムービー制作

今回はミニチュアサイズの動物のショートムービーの作り方をご紹介します。
完成時の参考例はこんな感じです。

ミニチュア動物の画像を作る

まず、静止画を作るためにChatGPTやMidjourneyなどから、プロンプトを入力します。
このとき、できるだけ詳細にプロンプトを書くことをお勧めします。
たとえば、ただ小さいだけではなくて、「体長3センチの〜」といった感じで具体的な数値を示してあげるのがポイントです。

今回はこんなプロンプトを使いました。

realistic photo, 人差し指の上にのっかている体長3センチの小さな子犬

ChtGPT(Flux)ではこんな画像ができあがりました。なかなかいい出来じゃないでしょうか。

ChatGPT(Flux)で作った手乗りワンコ

念の為、XのGrokでも同じプロンプトで作ってみましたらこんな画像になりました。

Grokで作った手乗りワンコ

こっちもなかなかカワイイわんこですが、今回はFluxで作った画像を使います。
作成した画像をご自身のパソコンなどにダウンロードしておきます。

画像から動画に変換する

先ほど作った画像を動画にするためには、leonardo.aiというサービスを使います。無料でアカウントを作成できます。

アカウントを作成し、ログインしたら画面中央にあるメニューの中から「Motion」を選びます。

ダウンロードしておいた画像を選んでアップロードすると、下図のようになりますが、ここで絶対にしておく作業があります。

デフォルトでは「Motion Strength」の数値が「5」などになっていると思いますが、このままだとかなりの確率で失敗します。
この数値は動画の動きの大きさみたいな感じですが、大きいと画像が歪んだり変な色がついたりします。
なので、ここは「2」にしておきましょう。

完成したのが、こちらです。

ファイルサイズが重くなるので、尺の長さをカットしていますが、犬よりも指の方が動いている感じになってしまいました。
leonardo.aiで動画にしようとすると、現段階ではこんな感じになってしまうことが多いようです。

runwayで動画にする

でも、ご安心ください。
動画作成サービスはまだありますから、こんなときはrunwayを試してみましょう。

こちらも無料でアカウント作成できて、125クレジット分までは使うことができます。
ログインできたら「Generative Video」を選択します。

ファイルを選択して、画像をアップロードします。ドラッグ&ドロップでもアップロードできます。

画像のサイズを調整してCropボタンで切り抜きます。

次に動画の長さを選びますが、無料会員だと5秒までの動画しか作れないと思います。

「5 seconds」を選んで作成ボタンをクリックすればあとは待つだけです。

今回、私の環境ではすでにクレジットを使い切ってしまっていたので、先ほどの画像から動画にすることはできなかったのですが、冒頭にお見せした象の動画もこのRunwayで作りました。


こんな感じで簡単に変わったショート動画を作ることができます。

私はこの方法で作った動画をGIFアニメーションに変換して、NOTEで「スキ」や「フォロー」をしてくれた方へのお礼メッセージで表示されるようにしています。

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