過去の積み重ねが人生を決めるというのは嘘だ。【コノミチnote】
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このマガジンは、僕(ジーコ)が、子の道、個の道、この未知といった様々な『コノミチ』について述べていくマガジンです。
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前回は「学校教育を取り巻く出来事に対して全く無関係の人はいない。」という話でした。
今回は『過去の積み重ねが人生を決めるというのは嘘だ』というお話。
そんなことを言うと「いやいや、過去の積み重ねだろ。」と思うかもしれない。
たしかに、『成長』には積み重ねが必要だ。
しかし、過去の積み重ねは『人生を決定するもの』ではない。
人生を決めるのは、『今、この瞬間』の未来に対する姿勢だ。
過去に何をしてきたか?何を積み上げてきたか?というものは、これからの人生には関係のないことだ。
なぜなら、未来は過去の矢印の延長線上にあるわけではないからだ。
多くの人は過去と現在を繋いだ延長線上に未来はあると思いがちだがそうではない。
例えば、教育学部の学生が今後の進路を考えるときに「せっかく教員免許を取ったのに教師にならないのはもったいない。」「教育学部は潰しが効かない」と言ったりするが、そんなことはまったくない。
いくらでも潰しが効く。
このように、大抵の人はこれまでに取った資格や能力を活かそう活かそうと考えて仕事を探そうとする。
しかし、その考えがむしろ未来を狭めている。
本当に今やりたいことを見えなくする。
僕たちははもっと、今、自分がやりたいと思うことを焦点を当てて良い。
過去にやりたかったことは過去の自分にやりたかったことであり、今の自分がやりたいことではないかもしれない。
過去の自分と今の自分は別の生き物だと思ったほうが良い。なぜならそれこそ色々なこと積み重ねて『成長』してきたのだからだ。
僕たちは『今、この瞬間』の未来に対する姿勢によって人生を決めることができる。
例えるならば、流れる川の中に立っているイメージだ。
川は常に上から下に流れる。
川の上流が未来、下流が過去だ。
過去(下流)を見て立っていると未来(上流)から流れてくるチャンスはキャッチすることはできない。
しかし、今の姿勢をちょっと変えれば、自分の周りにチャンスがたくさん流れていることに気づくだろう。
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