木の小物をつくろう～準備編～

　note.の自己紹介的な所に、横浜家具を～というような文字を記していまして、家具作家・・・と書くにはまだ全然足りませんが、そういうちょっとした家具を作れるようになれたらいいな。と、勉強中なのです。

毎週1回、工房に通い、課題を制作しながら、習作のデザイン・設計・制作をしていたのですが、COVID-19さんの感染予防目的で、ここ1か月工房通いを自粛しています。

代表の先生が、難病をお持ちなことと、私が働いている内容が深夜営業の飲食店の手伝いな為、自身に感染リスクがそれなりにあることを考慮して自粛しています。

　あーーーー木材の匂いが恋しい！港の風が恋しい！！そもそも、鉋を引いたり、砥いだりしないと、感覚が失われていく！危険！！というわけで、自宅で出来る制作をしていこうと、目下少しずつ準備をしています。準備が遅々として進まないのは、仕事がなぜか忙しいこと（本来のお店の開店準備以外の仕事を一時的に兼務して勤務日数が増えた）と、家事で、自由な時間がそんなに作れていないことに起因します。。。。牛歩よりも遅い。。。ですが、進んでいるだけ偉いとしましょう！えらい！

何を作るか

　自宅での制作は、作業スペースが限られるので、工房で出来るような大きな家具製作は行えません。工作機械もないし。と、いうわけで、自分の感性を刺激した原点に帰ることにしました。

箸！！箸です！（これは自宅で使用している既製品）

　シェアスペースの体験イベントで、鉋を使って箸を作る！というものがあったのですが（参照）、そこで鉋に触れたことが、私が家具製作を目指すきっかけになったんですよね。

あと、自分が箸を新調したいなーと、既製品を探す時に思っていたことがありましてね。。。。「衛生面を考慮してシンプルなデザインが多いんだろうけど、手で持つ所にイイ感じの彫刻がほしいんだよなぁ。ワンポイントというより、ちょっとしたデザインというか、華美じゃないけど、見た時にイイ！って思えるようなさりげない感じの。。。」。。。そうそう、こういうことを思っていたんです。要は、自分好みの箸が見つからないんですよ。

無いなら？作ればいいじゃなーい！ついでに、いろんな木材で作って、材質の勉強もすればいいじゃなーい！

あと、ついでに箸以外のものも作ってみても？そういう可能性もありますよね。そういうわけで、まずは必要なものをピックアップして、足りない道具を準備しています。

そもそも、作業台が自宅にはないので、その準備も必要なのですが、一度購入するとそれなりの場所を取るので、慎重に検討中です。

箸に使う材木は、扱いやすい杉あたりを考えていたのですが、箸として使ううちに痛みが早いかな？と思ったので、あえて硬さもあるハードメープルにしてみようかと考えています。硬い木に鉋をかけるには、しっかり刃を砥ぐ必要があるので、難しいのですが、難しい課題の方が練習になりますからね。

小物制作の際は、その材をサポートする土台があるとよいので、箸作成用の土台も木で作ろうと考えています。効率も大切にしたいので、箸用の材をまとめて鉋掛けできるような土台と、仕上げ用の土台が必要かなと考えています。それと、小さいクランプ。箸用の材とクランプの間に噛ませる木もあるとよいですね。

次回予告

　次回は室内への作業台の設置、小物制作に向けての進捗を紹介できればいいな。と考えています。と、なると。。。。一時的に保管していた（コロナ禍で出せずにいた）粗大ごみを出して、部屋のスペース確保が急ぎの課題になります。9月くらいに。。。報告できるようやってみます。。。！