響き渡る限界
ある日、京都駅で暗い気持ちになってた。自殺を考えるくらい追い詰められてたんだけど、結局やめて、普通に電車に乗って終わっちゃった。
音楽が好きで、いつもヘッドホンしてる。その日も音楽聴きながら、駅のホームを見てたんだ。
人々が急いで歩いてる様子や、列車が発車する合図が鳴り響く光景が目に飛び込んできた。なんか変わったなって思った。
ヘッドホンから流れる音楽が、僕の心を包んでくれた。自分の問題や苦しみが、音楽の中でちっちゃく感じられたんだ。自殺のことに関して、なんか皮肉だけど、自分の限界を感じたよ。
だからやめることにした。普通の生活に戻るって決めた。電車に乗って、人々の中に混ざった。音楽は僕に新たな希望じゃなくて、どうしようもない世界を受け入れる形の救いだった。
終点まで行って、降りたらまた人々に混ざった。まだ心は傷ついてるけど、でも何とか乗り越える力を見つけた気がする。
結末は皮肉なんだけど、まあそんな感じで終わる。自殺はやめたけど、苦しい気持ちは消えないし、世界もまだ辛いところはあるだろう。でも、自分の限界を受け入れて、音楽を通じてちょっと救われた気がするんだ。