わたしの千活 2023 -40th Anniversary Celebration 大江千里 Piano Concert ~Remember Homeroom!~(1/11追記)
ライブやコンサートの醍醐味、大好きな瞬間。
着席し、開演直前の会場全体の得も言われぬ高揚感。
ワクワクとひと匙の心地よい緊張感ー1秒1秒がなんとも尊い。
特に今日は人生の半分以上の歳月をかけて応援し続けている大江千里さんのhomeのひとつ、芦屋でのコンサート。
そして。人生初の最前列、ほぼど真ん中!
神様、これは夢ではないのですね・・・。
待ちに待った千里さんの登場。
北風に体が縮こまっていた世界から急に桜舞う華やかな春の予感さえ覚えるようなピンク基調の衣装をまとった千里さん。
にこやかでpopでNYからのフライトや東京から関西への移動の疲れも微塵とも感じさせない軽やかさ。
つかみのトークも絶好(口!)調♪
ーなのだけれど、このホール満員の熱気と再会を待ちわびたお客様の大拍手に感無量といった面持ちの千里さん。
目に光るものが見えたような気がして、しばし言葉がないくらい幕開けの瞬間を噛み締めていらっしゃるようにもお見受けしました。
そんななか・・・日頃からつい心の声が表に漏れ出てしまう連れは、千里さん登場と同時に「千ちゃー--ん!!!」と野太い声でコール。(さすがにマスクは着用💦)
こうした場での鑑賞ルールも少しずつ緩和されてきたとはいえ、99%拍手で千里さんを見守る皆さまの中で、恐縮です🙇。
そしてーまず最初の一曲「January」。
これまでいろいろなカタチで耳にしてはきたけれど、この距離感、この季節にすべてが完璧すぎる。
もう一度ー神様、ありがとう。
***
さかのぼること2022年のクリスマス。
このコンサートの発券開始日で、意気揚々とローソンでチケットを受け取ったときは”0ブロック”をアルファベットだと思い込んでいたのでした。
けれども、昨年秋、台風のおかげで完膚なきまで不首尾に終わったわたしの夢の千活のリベンジがついに果たせるのだから、参加できるだけで御の字というもの。
(詳しくはコチラ↓ライブ不参加なのになぜかこの記事がnote jazz記事まとめにピックされたという謎のpost(笑))
チケットを無事確保でき、新幹線も準備OK。ここまで万事クリアできたところで・・・さて。
次なる仕込みがもうひとつ。
それは「水玉大作戦」
先月のBlue Note公演で嬉しかったことのひとつに、千友さん(大江千里さんnote公式サイトで交流しているファンの皆さま)のお一人と実際お目にかかれたことがうれしくて、この芦屋でも同じような体験ができたらどんなにステキだろう♪と妄想し続けていたのです。
そこである日ふっと降り立ったひらめき。
そうだ!何かしら目印を身に着けて、事前に発信しては?
わたしはオンライン英語レッスンを行っている関係上、生徒さんが安心して入会できるようSNSでは顔出しをしています。(まあまあ勇気がいる決断でしたが💦)
なのである程度は識別してもらえるかなあとは思ったけれど、マスク姿をキープしつつ薄暗いホールとなると、もう一つ特徴的な目印があると最強かも・・・と思案した結果水玉ワンピースを着用することに。
思い切ってつぶやいてみたら、うれしいことに複数の千友さんたちからの好リアクション♪
皆さん、やっぱりリアルに会える機会を願っているのだなあ~!!
そんなこんなで迎えた1月7日当日。
芦屋のルナホールに到着するなり、心臓が飛び出るくらい「きゃー--!」と二度叫ぶことになるのです。
まず一度目は例の座席。
実はチケット発券後しばらくしてわかったのですが、Oブロックとはなんとステージ一番の至近距離💦
うれしさと想像を上回る距離感にあわわわわ💦
驚きを隠せずにいると、まずお一人目の千友さんが「Mikiさんですか?」とやさしく声をかけて下さり、二度の「きゃー--!」
するとほどなくコメントを交わし合った皆が勢ぞろい。
わーい!水玉大作戦、大成功👏
Senri Gardenで育まれたご縁がこうして花を咲かせる。
感無量・・・よかった、わたしもgardenの仲間で。種まきに参加できてよかった。
***
話はここから再びルナホール、演奏開始後へと戻ります。
「January」から始まったSenriワールドは第一部、popsを中心にこの地で生まれた千里さん原点の楽曲がテンポよくメドレーで。
演奏前後に語られたエピソードは、後日配信もあるようなので(先ほどわかりましたね!)ネタバレはやめておくとして、ライブ感をもって耳を傾けることができたこの至福の時をこれからもずっと心に刻んでおきます。
あっという間に1部が終わり、今度はシックに衣装チェンジした千里さんが再びステージへ。
水玉のネクタイを目にしたわたしはこころの中で”リンクコーデ💛”とエアーハートを送り続けていたけれど果たして届いていたかしら。
第2部のラインナップはよりjazzyなセレクトで、目の前で鍵盤を巧みに操る千里さんの全身全霊のお姿からいっときも目を離すことができません。
特に「香港ぶるうす」や「The Look」は貴重な経験。
いたく身に沁みました。
しかもご本人の解説付きで聴かせていただきこんな眼福ならぬ聴福ってあるのでしょうか・・・。
途中、小児がんのチャリティについて言及され、小児ホスピスでの音楽を通じた子どもたちとの交流のお話、会場入り口の募金活動のことを真摯にお伝えくださる場面も。
笑ったり涙したり回想にふけったりー五感を総動員し、表情筋も絶えず動かし続け(&何度となく千里さんのトークに親しげに反応する連れに保護者のごとくにらみを利かせつつ💦💦)ていたら、瞬く間に第2部も終了。
アンコールはー
そうです、あの曲。
「塩屋」が今も脳内でリフレインしています。
千里さんの楽曲を耳にすると
「これはまるでわたしのためだけに創られた曲、届けられてる歌」
と思えるような歌詞やメロディがあふれてて、しあわせを刻んだあの時間も、その時抱えていた葛藤や切なさや哀しみもーこころの奥深い複雑な機微をそっと繭で包み込んでくれるのです。
この不確実な日々にあっても、どんなことにも揺るがないセイフティーネットのごとく、これからもずっとずっと私たちの傍らで奏でつづけていただけますことを。
しあわせな2023年の幕開け、最大級のギフトに感謝しつつ。
Senri Gardenの水やり、これからもせっせと倦まず、たゆまず。。。
最高の千里さんと最高の千友さんへこころからの感謝を込めて。
*この味わい深い手書きセトリが千里さんらしさ👏
ノートはブルーのKOKUYO Campus♪
ここから1/11(水)追記です!
このコンサートに行きたくてもゆけなかった皆さまへ朗報。
コチラ☟でぴちゃんが案内してくれているとおり、本日より配信チケット販売開始ですよっ。 どーんとみすいっと♪
(参加した方も再びあの感動を楽しめますねっ💚)