自分で決められる強さ
今年に入ってから英語のコーチングをさせてもらっている生徒さんのこと。色々様子を見ながら進めてきた部分も多かったのだが、宿題について今日改めて意向を聞いてみた。彼女はライティングにとても積極的に取り組んでくれている。ただ、たくさん書いてくれる分、毎週だと大変かな、隔週くらいの方がいいのかな、と思ったのだった。
聞かれた彼女ははっきりと
「毎週がいいです。」と言った。
なんか、こういうことだな、と思う。
毎週がいいとか隔週がいいとかそういうことではなく、自分で自分の学習について決められる。すでにその力を持っておられることがとても心強く、そして尊敬も感じるのだ。
私だったら、できるか不安だからラクな方を選んでおこうとか、あわよくばコーチに決めてほしいと思ってしまうかもしれない。
何においてもそうかもしれない。自分でこれをやりたい、これをやります、そう言える人こそ、自立・自律して生きていける人だと思う。必要な助けは借りたらいい。コーチの役目はそれを見守り、伴走し、必要あれば軌道修正することも提案する。でも最終的には決めるのもやるのも本人なのだ。
コーチとして全力でやっているつもりではあるけれど、やっぱり生徒さんにコーチにしてもらっている面もあるなと感じたセッションだった。