看板が英語だぁ!初海外の「え、そこ?」な感動ポイント4選
こんにちは、ゆうです。
ひらがなも、カタカナも、漢字も存在しない英語圏に初めて降り立った時、何を見て、何を聞いて、何を感じて感動を覚えるのでしょうか?
のように、
留学経験者なら一度は味わったことがある、日本じゃ絶対ありえない感動ポイント4選まとめてみました。
これを読んで、海外への憧れを、もっともっと強く抱けるようになれたら嬉しいです!
一方で、これを書いている私は、海外に出てもう7年が経ち、看板が英語で書いてあっても何も感動しなくなってしまった人間で、つくづく「新鮮さは風化されると日常になる」ということを感じています。
だから、留学やワーホリを繰り返していたり、英語圏に定住した人にとっては「わたし、昔こんな事で感動していたんだっけ」とあの頃の新鮮さを思い出すキッカケになったらなと思います。
本記事では、海外生活を実際よりもよく見せるような、現実離れしていてまばゆい出来事をピックアップする代わりに、日常の些細な、いや些細過ぎるシーンだけを集めました。
1.看板が全て英語
知っている文字だけど、書いてある意味までは分からない。
そんな中途半端さが好奇心を燃やしてくれます。
「辞書を片手に使われている単語をの意味を調べまくったら、
もしかしたら分かるかもしれない」
という気持ちが解読欲を掻き立ててくれます。
英語をちょっとかじって英語圏に行けば、散歩しているだけで気分が高揚する時期が到来します。赤ちゃんが初めて車を見て感動のビックバンに飲まれる感覚を味わえます。
そして、
海外に住んで8年がたった今や、
英語の看板を見て1ミリの感動も覚えません。
一瞬で意味がわかるようになったので解読したいという気持ちが湧きませんし、もし意味が分からなくても、自分には関係ないなということは一瞬で分かってしまいます。だから好奇心は湧いてこない。
初海外限定の感動って存在するんだな、と思わされます。
(写真は2006年、カリフォルニアで撮影。ホームステイ初日に農場に連れて行ってもらった時、)
2.ゴミ箱の形
回収された後のゴミ箱が散らばっているのを見て、感動して、カメラを手にしていた変な高校生がカリフォルニアにいました。
2006年、当時高校生だった私のことなのですが、日本では見ないゴミ箱の形が圧倒的海外感を出していることに対して遠い国に居る実感を重厚に感じさせてくれました。
英語を学んで初海外に行けば、ゴミ箱で感動できるのですよ!?
人生の他のどのタイミングで、ゴミ箱に感動できる瞬間が来るでしょうか?
海外滞在7年目。昨日はゴミの日だったので、上の形のゴミ箱を道路に出さなければなりませんでした。重いし、臭い。手が汚れる。ゴミ箱で感動していた自分が嘘みたい。
3.車の窓からの風景で感動
ホストファミリーが運転しているとき、
何もない風景に対して、
何か感動をしている変な人がいました。
お決まりですが、これも私。
主要な英語圏、アメリカ、カナダ、オーストラリアはどれも国土が日本よりも遥かに大きいです。目の前に広がるだだっ広い風景こそは世界の広さの証明。
無意味に広がる風景に、意味を見いだせるのは海外歴が浅い内の特権です。
海外歴7年目の今や、無意味に広がる風景を通過する時間は無意味に他ありません。早く家に着かないかな、って考えるくらい。
これは海外が長いからこそ思う事。
4.牛乳パックがない!ボトルだ!
牛乳を見て感動が爆発したことはありますか?
私は人生で一度だけあります。
初めて英語圏のスーパーの牛乳売り場に足を運んだときでした。
「ぎゅ、牛乳が紙に入っていないだと!?これは事件だ!」
事件現場を抑えた私が即座にデジカメを構えて撮った写真が上の一枚。
写真を撮ってから、
ボトルに手を伸ばし、
プラスチックの感触を指先で味わっていました。
指先で感じる海外。
指先からの神経がハートに繋がって、
ハートで海外に居る実感と喜びを感じていました。
かつて牛乳ボトルで感動した私。
一昨日も英語圏のスーパーで牛乳を買いましたが、足早にいつもの牛乳を掴んで牛乳売り場を立ち去っていました。
感動が超低温殺菌されて失われてしまったのだと思う。
おわりに
英語が非日常な人は、英語の勉強が苦しいと思う節が多いですよね。でも、同時に些細なことからの感動も多いと思うのです。憧れの英語を習得して英語が日常になった途端、英語を使っての生活は楽になりますが、英語に対して純粋に感動できない体質になってしまいます。
だから、
英語が分からない今のその時期を大切にしてほしいし、
たくさんの感動を味わってほしいし、
何より英語の勉強をあきらめてしまってほしくないです。
英語学習のモチベが下がったときはまたこの記事に戻ってきてくださいね。
それではまた次の記事で!
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