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即効性あり!今日から真似できる仏借文

note読むのだるいよ~~、手っ取り早くコスパのいい勉強法おしえて!!って方はまとめだけでも見てってください。
せっかくこのページまでお越しいただいてるので。ワンクリックで0.1秒くらいで見れるので。


このnoteを書くことにしたきっかけ

前回、DELFについての攻略法を書いたところ、一点お問い合わせを受けました。

(前回の記事についてはリンク先の記事をご覧ください)​

今回の記事では、リクエストにお答えしていく形で記事を書いていこうと思います。

以下、本文です。

こんにちは。フランス語の勉強方法を拝見させて頂いています。
素晴らしく効率的な方法で参考にしつつ私も取り組んでいますが、まだB1レベルもない感じです。
ずっと昔フランス語を勉強していて、仏検2級はとったのですが、急にまた必要となり。。。今度はDALF/DELFの方を受けようかと焦っているところです。

仏借文、なるほどでした!
面白い方法だなと思います。
どのようなことをまとめていらっしゃるのか、公開も検討されているのでしょうか。
とても興味がございます。
参考にもう少し見せて頂くことは可能でしょうか。

年齢もあり、なかなか覚えられないのが辛いです。。。でも頑張ります。
また参考にさせて頂きます!

読者様がどのようなことを気になっているのか知れるのは自分にとっても嬉しく、次に書くnoteのネタにもなります笑。

お問い合わせしてくださった方、ありがとうございます。

他にもこういう記事書いてほしいよーーとか、より記事の中の情報が不十分でより詳細に教えてほしいなどリクエストがありましたら、コメントなりお問い合わせなりで教えてほしいです。

即レスには自信があります!!ので1mmでも気になる事あれば遠慮なくお知らせください!!
どうぞよろしくお願いいたします。

仏借文とは?


「仏借文」???

そんな言葉、聞いたことないですよね

・なんじゃそりゃ??
・仏作文じゃないの??
・うさんくさ。。。

いろんなことを思う方がいるでしょう。私もこの言葉を編み出したとき、多少の違和感を感じました。

じゃあ仏借文って何?

その問いに一言で答えるならば、

「仏語の章をりてきて使うこと」

です。

(それじゃ仏文借じゃん!!というコメントはなしで)


具体的なステップ


①フランス語話せるようになりたいテーマを決める
②表現したいことを日本語で箇条書きにする
③そのテーマについてフランス語で検索する
④使えそうな文章を丸ごと借りる(どちらかというと「パクる」という方が正しいかも)

私が実際にやっていた手順をお伝えしていきます。

問題演習をしていて、テーマが「言語交換のメリット、デメリット」だとしましょう。(実際、これはDELFの頻出テーマです。)

▼最初に私がやっていた勉強法
(おそらく、人類の8割がやりがちなものもこの方法)

言語交換のメリット?→自分の世界を広げることができるとかかな。。。
→じゃあ、自分の世界を広げることができるってフランス語でなんていうんだろう?
→「広げる」だったらétendreかな?とか色々考える。。。
→Il étendre le monde かな??
(でもこのままではこの文章がフランス語として正しいのかすら自分ではわからない。。。)

もちろんこの方法でもいいですが、もっと効率的な方法について以下書いていきます。

(どうしてもこの方法で行きたい!!って方はネイティブの添削を受けましょう)

以下言語交換において最強のアプリ紹介(iPhone でもAndroidでも大丈夫)

・Hello talk
・Tandem

①ここではテーマは、制服のメリット、デメリットで行きましょう。

これは問題集に既出のテーマや、自分で思いついた社会問題(たとえば、最近ならコロナウイルス)で構いません。


②表現したいことをざっくり日本語で決めておく

この段階ではまだ、日本語で大丈夫です。

ここで、表現したいことは制服のメリットだとします。

→制服のメリットを箇条書きにメモしておく。

・毎朝服を選ばなくてもよい
・季節による影響をあまり受けない(あるとしても、夏服、冬服だけ、秋服とか買わなくてよい)
・他の人と衣服の差がつかない(親が貧しくても服がみすぼらしいとばれることはない的なニュアンスに展開できそう。)
・帰属意識が強まる。

 

③それでは実際に制服の良し悪しについてgoogle検索を用いてフランス語で調べましょう

制服=uniforme scholaire なので

"uniforme scholaire  inconvenients"で検索

こうすると、フランス語の記事が大量にヒットします。
(ここで、フランス語の記事でなく、日本語が出てきてしまう方は、google の言語設定を日本語ではなくフランス語にするといいかもしれません)

google の言語設定の変更方法はこちらのリンクを参照してください



とりあえず、探している情報がありそうな記事を読んでみます

一番上にでてきた記事を読んでみます。(リンク参照)

▼実際の検索の様子

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記事を読んでみると、メリットとして以下の3つが挙げられています。

1. L’égalité
2. Le sentiment d’appartenance
3. L’aspect pratique

ここで、記事を頼ることで、自分では思い浮かばないようなアイデアをもらうことができるだけでなく、
自分が言いたかったことの正しいフランス語の言い回しを知ることができます。

たとえば、3.のL’aspect pratiqueは自分が②で行ったアイデア出しの時には、思いつかない項目でした。

また、記事を読んでみると、

l’uniforme sera le même toute l’année.

というフレーズを見つけました。

これは②で挙げた、「季節による影響をうけない」という持論をサポートするのに使える表現になります。

「季節による影響をあまり受けない(あるとしても、夏服、冬服だけ、秋服とか買わなくてよい)」という文章を丸ごと自分で訳そうとするとうまく訳せませんが、仏借文をして"l’uniforme sera le même toute l’année."
(制服は一年中同じ)
と表現するだけで自分の言いたいことを伝えられるようになります。

「制服は一年中同じ」と「季節による影響をうけない」
ってほとんど同じ意味ですよね。


仏借文の極意はここにあります。

自分の表現したいことをニュアンスをあまり変えずに、言いかえをするイメージです。


しかもこれはリーディング対策にもなります。

ライティング、スピーキングの表現をストックする過程でかなりの数のフランス語に触れることになるので。

つまり、仏借文はリーディングとスピーキングとライティングの対策になります。

逆にいうと、リスニングの対策にはそんなになりません。


▼補足

DELF対策なら9割は、

「テーマ+avantage(メリット) とかinconvénients(デメリット)」

ってgoogle検索すれば十分です。欲しい情報が出てきます。


ですが、メリットデメリットで決めつけられない問題もあると思います。
倫理観の問題とか、世間的にマイナスイメージが強いものとか


例えば、タバコ
一般的に、メリットよりデメリットの方が多いと言われますよね。

こうした場合は
"tabagism passif solution"(受動喫煙 解決方法)
みたいに解決方法を調べてみたり


仏借文のココがすごい!!


仏借文の一番の強みは、
自分の表現の幅を通常の方法より効率よく増やすことができるところにあります。

たとえば、「スマホを使えば、知識を増やせる」とフランス語で言いたいなら
“Le smartphone avantage”とかで
スマホについてフランス語で検索して
Il (le smartphone) offre des moyens d’enrichir leurs connaissance
という表現を見つけた瞬間、google document にメモして、後日見直す。

という方法をとってました。


知識を増やす≒知識を豊かにする

言われてみれば納得しますけど、いきなり「知識を増やす」って表現しようとしても、いきなり

enrichir leurs connaissanceと思いつくのは至難のわざかと思います。
これを可能にするのが仏借文です。



つまり、仏借文によって
Enrichirとか自分では通常思いつかないような単語も、身につきやすくなるってことです!!

素晴らしくないですか?


まとめ

仏借文=記事を読んで読んで読んでパクる


最後までお読みいただきありがとうございました!!

○参考

~そもそもテーマについてフランス語なんて言うのかわからないあなたへ~

たとえば、制服について調べたいけど、「制服」ってフランス語でなんていうのかわからないとき、日本語だとどうしますか?
たぶん 「服 学校 着るやつ」とかgoogle 検索すると思います。(もちろん、和仏辞書で調べても可)

それと同じことをフランス語でもやりましょう

ex 
服→vetement
学校→école

vetement écoleで検索してみましょう

▼検索結果

画像3

ちゃんとuniforme scolaireがヒットしてますね

こんな感じで自分の分からない単語を調べるワザもあります

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