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the courageさんの英語コーチングを受けた


昨日までthe courageさんの英語コーチングを2ヶ月受けていました。

受講期間中、コーチやthe courageのみなさまには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

以下、the courageの英語コーチングの体験を書いてみたいと思います。

コーチングを受ける前の私

コーチングを受ける1ヶ月前の私は、以前英検1級をとったものの、生活や仕事で英語を話す機会は一切なく、25年間英語を話す機会がほぼありませんでした。仕事で英語を読み書きはしますが、話す機会がないので、外国人を目の前にすると緊張してしまい、自己紹介や簡単な会話もつっかえつっかえの状態でした。また、CNNなどは聴き取れますが、英語のドラマや映画は半分くらい聴き取れませんでした。

一応、受験などで英語は勉強したので、3秒くらい考えれば挨拶や簡単な文章は言えます。でも、「英語の瞬発力が圧倒的に足りない」と感じ、やり治しの必要性を感じました。

とはいえ、ADHDなので、英語のやり直しも先延ばしにしてきました。

しかし、昨年末からAIの機能がめざましく進歩し、「今の私の仕事は5年後にはないかもしれない!」と危機感を持ちました。キャリアチェンジの必要性を感じ、AI時代に生き残るには圧倒的な英語力が必須であることから、大手のオンライン英会話に申し込みました。

私が入会したオンライン英会話は、レッスン取り放題だっため、平日は毎日2コマ、週末は2コマ以上(多いときは5コマ)とる生活を3週間続けたところ、毎回のレッスンで繰り返されるあいさつや、自己紹介、簡単な会話はできるようになりました。

ただ、オンライン英会話を3週間続けても、それ以上の伸びは感じませんでした。しかも、私は発音がよくありません。さらには、語学学習ではレッスン時間以外の自習がもっとも大切であるにも関わらず、オンライン英会話では、授業時間以外の自習についてのアドバイスを受けることができませんでした。

そこで、英語を勉強しなければいけない状況に追い込み、自習方法についてきめ細かくアドバイスを受けられる英語コーチングを受講することにしました。私は、中国語も前に勉強していた(今はお休み中です)ので、中国語コーチングで最も質が高く、最も定評のあるthe courageさんの英語コーチングを受講することにしました。

英語コーチングの内容

the courageの無料カウンセリングを受け、英語のスピーキング力向上を目標に2ヶ月のコーチングをスタートしました。

私の場合、毎日の学習のメニューは、主に

  1. 英語音声に関する知識のインプット→シャドーイング(TED Talk、CNN、ニュース、Hapa英会話など)

  2. ボキャブラリー(『Distinction』 I~V)

  3. パターンプラクティス(『英語のハノン』初級編、中級編の半分)

  4. 多読多聴(ドラマ、ポッドキャスト、原書)

でした(なお、学習メニューは受講者の目標により変わります)。また、オンライン英会話Camblyに入会し、ネイティブと週に30分会話をしました。この5つを柱として、平日は1日2.5時間、週末は4時間、週平均で25時間英語を学習しました。

コーチングをはじめて驚いたのが、the courageのコーチが、英語力、第二外国語習得論の知識、コーチング力、指導力、問題解決能力、カリキュラム構成力、提案力などがオンライン英会話の先生と比べて圧倒的に高い点です。毎週のセッションと毎日のLINEで、学習面、特に、私が送ったシャドーイング音声の添削を通じて音声面で適切なフィードバックをいただきました。

私はADHDのせいで仕事の生産性が低く、平日は勉強時間があまり確保できなかったため、2ヶ月間は週末の予定を通院などの必要最小限に削りました。この2ヶ月は、私の人生の中で一番勉強しました。

しかし、コーチング第6週目に割と大きな病気にかかり、痛みで心が挫けそうになりました。しかし、コーチが伴走してくださっていたので、無事最後まで完走することができました。

2ヶ月後の変化

上の毎日のルーチンのうちのシャドーイングは、コーチング開始直後は、音源の速さについていけず、ぎこちなく、抜けなどのミスが多くありました。しかし、音源のスピードを0.7倍速に落として毎日20分以上毎日シャドーイングを続けたところ、CNNのような高速の音源でも0.7~0.8倍速のスピードならついていけるようになり、ミスも大幅に減りました。また、シャドーイングを通じて、英語の音声の特徴についての理解を深めることができました。

さらには、英語のスピーキング力を測定するVersantテストを、コーチングをはじめる前と、コーチング開始7週間経過後の2回受験しました。

Versantスコアは受講前は49、コーチング開始7週間後も49でしたが、Verasantの指標のうち、発音を示す指標は5ほどスコアアップしましたので、大きな課題の1つであった発音が改善されました。

なお、Versantの総得点が変わらなかったのは、ADHDの特性の可能性が高いです。Versantで高得点を出すためには、テストで聞こえてきた英語を保持(リテンション)する必要があるのですが、ADHDは脳のメモ帳であるワーキングメモリが生まれつき少なく、リテンションが大の苦手です。

別の効果として、以前は半分も聞き取れかった英語ドラマの早口のセリフが以前より聴き取れるようになっていました。これは、シャドーイングを通じて脱落や連結などの英語の音声の特徴を学びつつ、毎日のボキャブラリー課題でカジュアルな表現を学習したおかげです。

さらには、「食後に歯磨きをしないと落ち着かない」のと同じような「勉強しないと落ち着かない」という状態になり勉強を習慣化することができました。

心残りなのが、今も、オンライン英会話で、ほぼ同じタイムゾーンのオーストラリアの先生に夜に「Good afternoon」と言ってしまって先生に笑われたり(おっちょこちょいはADHDあるあるです)、発音が通じずに聞き返されたり、文の途中でつっかえて3秒以上の間が空いたりすることがある点です(Versantの全体スコアが受講前後でUPしなかったのはこれらが原因だと思います)。

コーチング期間中は、毎日のシャドーイング、ボキャブラリー、パターンプラクティスのアウトプット学習をこなすのに精一杯で、英語の多読多聴に時間を十分に取れませんでしたが、大量のインプット(特にリーディング)も同時に必要でした。

今から考えると朝から晩までポッドキャストを聴き、たくさんの英語を読むなど、「生活を全部英語に全振りすればよかった」と反省しています。

とはいえ、飽きっぽいADHDの私が毎日学習する習慣を身につけられたのはすごいことです。

語学学習では日々の学習の継続が最も重要なので、強制的に学習に向かわせて、「勉強しないと落ち着かない」という状態にまで学習を習慣化させるのは、オンライン英会話にはないコーチングの最大のメリットです。

また、「これから英語力をさらに伸ばしていくには何をすればよいか」についても、毎回のセッションを通じてクリアになりました。今後は独学でも英語力を伸ばしていけるという自信がつきました

今後の目標

英会話力の習得には膨大な時間がかかります。これからは、the courageのコーチングで身につけた勉強習慣を維持しつつ、独学で英語を学習して特に英会話力を上げていき、AI時代でもサバイブできる圧倒的な英語力を身につけます

最後になりましたが、the courageのコーチはじめ関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

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