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9/11 久しぶりの調香 香り、大事。

『令「和」服』ひとまず完成の記念撮影を終え、その日は久しぶりの調香に行きました。
天然香料だけを使っての調香講座。この日のテーマは金木犀。

金木犀ベースでこれらの香料の中から自分で選んだ70滴を加えて作ります。

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そう。ここに70滴加えて作ります。

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調香講座はラ・ネージュでは2013年からお願いしていて、
これこそ、『作ったことないものをイメージだけを頼りに作ってみる』世界です。
イメージが最も大切で、そのイメージだけを頼りに、直感的に作っていきます。

かつて、1年の講座修了者による、香りの展覧会をやったことがあり、
私はその時『細雪』というタイトルで作品を作りました。

『細雪』をイメージした香り。

今でもそのレシピは覚えています。

元々日本では空間にお香を焚いて人を招く、おもてなしする文化があり。

展覧会の時などに、それをイメージした香りを聞いて(嗅いで)もらえる仕組みも作りたいかもと思っています。

五感の中の嗅覚、実はとても大切だと思っています。

嗅覚の記憶は、一瞬にしてその時にタイムスリップさせてくれる。

映像に匂い(むしろ臭い)がないからこそ見ていられるものって沢山あると思います。

ひとまずの完成の後に調香。
何かの予兆のような気がしました。#

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